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司法書士試験直前期の勉強

4月から6月は「直前期」と呼ばれる期間。この時期に勉強しなかったり間違った勉強方法で勉強すると合格が遠のく。今までの反省を活かして、今年はやること絞って計画的に進めようと思い、直前期に入る前に直前期にやることの計画を立てた。実際に決めたのはこんな感じ。

・過去問毎日100問解く。

・記述毎日各1問解く。

・スキマ時間にケータイ司法書士を読む。

ざっくりすぎ^^;。計画というより、ただの決意表明みたいなものだけど、最低限これだけしようとユルい感じで決めたのが自分の生活や性格に合っていて、結果良かったと思う。

過去問毎日100問解く。

過去問は毎日100問解いて、4月に全科目一周、5月に全科目1周、6月は間違えた肢や迷った肢を中心に復習という感じで解いていた。1科目づつ解いていくのではなく、「民法20問 → 不登法20問 → 会社法10問 → 商登法10問 → 民訴10問 → 民執5問 → 民保5問 → 憲法5問 → 刑法10問 → 供託5問 → (書士法0問)」と、全科目を細切れで解くようにしていた。

毎日全科目に触れるだけで、全科目やれているという安心感があった。民法は『オートマ』、それ以外の科目は『合格ゾーン』を使っていた。『合格ゾーン』は問題数が多くて、似たような問題が続くことも結構ある。例えば、会社法を10問解いたところでやめて、一周して次11問目の問題が前回解いた10問目と似たような問題だったら、前回の10問目の復習にもなって良かった。

あと、各科目で細かく問題数を設定することで、気分が乗らない時でも、「あと5問やって、この科目だけは終わらそう」と思えたり、科目が変わったらまたやる気が出てきたりして、モチベーション的にも良かった。

記述毎日各1問解く。

記述は毎朝『オートマ記述式2冊(不登法・商登法)』を各1問を解いていた。不登法の初めの方の問題は時間がそんなにかからないので、一日に2・3問解くこともあった。「朝の始業開始前に記述、仕事終わって家帰ってからは択一」という感じで勉強していた。

始業前に終わらせないといけないという時間的なプレッシャーの中で解くのは、その時はストレスだったけど、今振り返ると家で落ち着いて解くより良かったのかもしれない。時間が迫っているのが気になって、解説を読むのが疎かになったりしたこともあったし、どうしても2問解けない時は、仕事終わって帰って家で解くこともあったけど^^;。

オートマ記述式』は4月に1周、5月に1周、6月はバッファにした。バッファは、5月までに2周出来なかった時のために積み残しの問題を解いたり、不安の残る問題だけ再度解き直ししたり、間違いメモを見直す期間。

直前期に使った記述のメインの演習用の問題集はオートマ。その他は、ケータイ司法書士でひな型の確認したり、模試受けたり、超直前期に過去5年分の本試験の過去問を解いたりした。

スキマ時間にケータイ司法書士を読む。

仕事で外出した際の移動中や待ち時間には、『ケータイ司法書士』を読んでいた。必至こいて覚えるというよりは、「スキマ時間に基礎を確認できたらラッキー」くらいの感じで読んでいた。市役所で戸籍取りする時が一番読めたw。

外出するのは不定期だったので、「今日読んだら次は3日後」という感じでしか読めなかったけど、少しでも目を通しておくことで、超直前期にケータイ司法書士の通読をする時には時間の短縮に繋がった。

その他にやったこと

直前期は、基本的には「過去問毎日100問解いて」「記述毎日各1問解いて」「スキマ時間にケータイ司法書士を読む」ことしかやっていない。「直前期にこれで基礎固めをして、超直前期(本試験10日間)に総仕上げ」というイメージで過ごした。答練も受けていないし、テキストの通読は超直前期にしかしなかった。模試は2回受けた。

テキスト重視の勉強がいいらしい、というのは過去の合格者の体験談から知ってはいたけど、今の自分には過去問重視の勉強が必要だと思って自分なりの勉強方法で勉強を続けた。


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