目次
以前に、『ケータイ司法書士という素晴らしい本と出会った話』という記事で、『ケータイ司法書士』を使ってとっても良かったという内容の記事を書いたのだけど、具体的な使い方については書いていなかったので、書いておこうと思う。
『ケータイ司法書士』の使い方
【1回目】通読
1回目は、全体像を把握するために、早く全部を読み終えることを目的に読んだ。暗記シートがついているけど、それは使わず、とにかくざっと見て早く読み終えることを意識していた。
『ケータイ司法書士』は見開きで左ページに解説、右ページに問題が載っている。解説ページは赤字になっているところを目で追っていくように読んで、問題は流し読みして答えを真剣に考えることなく答えを見て読み進めた。
【2回目】暗記シート・付箋を使って読む
1回読み終えると、大体どんなことが書いてあるのかを掴むことが出来たので、2回目は暗記シートを使って読んだ。
左ページの解説では、暗記シートで隠れる部分が重要なキーワードになっているので、それを考えながら読んでいた。キーワードはうんうん唸って考えても思い出せないものは思い出せないので、分からなかったらすぐに暗記シートを外して答えを見るようにしていた。ここでもとにかく早回しすることを意識していた。
2回目は、右ページの問題を解く時にも暗記シートを使った。問題は基礎問題だけが掲載されているので、多くを間違えることはなかったけど、間違えたものには付箋を貼っていった。
ちなみに、左ページの解説で分からなかったキーワードのところには付箋は貼っていない。左ページは分からなかったものが結構あったので、付箋を貼っていくと付箋だらけになりそうだったから。
【3回目】解説ページはくまなく、問題は付箋をつけたところだけ
2回目に暗記シートを使って解説ページを読んでみたけど、結構分からなかったところが多かったので、3回目も解説ページは2回目と同じように暗記シートを使って読んだ。
右ページの問題は、2回目解いた時に貼った付箋を頼りに、間違えた問題だけを解いた。間違えた問題だけに絞って解いたのは、『ケータイ司法書士』以外に市販の過去問を何冊か解いていたので、ケータイ司法書士に掲載されている基礎問題を解かなくても良いかと思ったから。
【4回目以降】速読で
3回まわしてみて、大体『ケータイ司法書士』に掲載されている内容を押さえることが出来た感覚があったので、4回目以降は、暗記シートは使わず、1回目と同じように通読するように読んだ。
とにかく何回も繰り返し早く読んで、頭に内容を擦り込むような感じで読むようにしていた。ざっと読んでいる時に「ここ忘れそう」とか「ちょっと理解があやふや」と思ったところには、付箋を貼っていった。
【試験直前】付箋を付けたところだけ
試験直前は他にも色々とやることがあったので、『ケータイ司法書士』は、付箋をつけたところだけを読むようにした。
【試験前日】不安なところだけ
試験の前日は、全科目の中でも少し不安を抱えていた「Ⅰ民法」と「Ⅳ民訴系・憲法・刑法」を通読して、「不動産登記法記述」「商業登記法記述」のひな型
ケータイ司法書士を使ってみて
こういった感じで、去年から今年にかけて『ケータイ司法書士』を活用した。
『ケータイ司法書士』は、重要なテーマや論点だけがコンパクトにまとまっているので、学習初期の方にはもちろんだけど、Aランクの基礎知識を高速回転して確認したい学習経験のある方にもおすすめ。
【本との出会い】