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聴き流し勉強法(司法書士試験)

歩いている時、車を運転している時は、テキストを開いて読むことが出来ない。

電車に乗っている時は、満員電車でなければテキストを開いて読んだり、時には過去問集を開いて問題を解いたりもできる。でもギュウギュウ詰めの満員電車でそんなことしていたら、周りから白い目で見られる。

お風呂に入っている時にテキストを読むことは出来るけど、日を追うごとにテキストが湿気で皺皺になっていく。

そういった時に活躍したのが、耳だけで勉強する方法。

録音した講義を2倍速で聞く

2年目は、自宅から駅までの毎日の徒歩での移動の時には、予備校の講義を録音したものをスマホに入れて、2倍速で聞いていた。自宅から駅までは、ほんの10~12分くらい。2年目は鼻息荒く”勉強するぞ”と息巻いていたので、ただ歩いているだけの時間がもったいなく感じて、そうしていた。

講義は基本的にはテキストに沿って進められるので、テキストを見ずに耳だけで講義を聞いても、正直頭に入っている実感は湧かない。でも講義の全体を理解出来なくても、キーワードに触れたり、ポイントポイントで構成要件の確認が出来たりするので、ただボーっと歩いているだけよりはマシかな、と思って聴いていた。

3年目・4年目は、通勤経路が変わって自転車通勤になった。道路交通法の問題もあって、イヤホンで講義を聞くことは出来ない。あと、「出勤前に勉強、出勤してから始業までに勉強、帰宅してから勉強」という仕事と勉強漬けの毎日なので、通勤時間の十数分くらい勉強から離れて爽やかな風を浴びながら移動するのもいいかな、と思って、通勤時の講義の聞き流しはやめることにした。

風呂時は無料講座や合格体験記を聞き流し

お風呂に入っている時は、Youtubeで公開されている予備校の無料公開講座や、合格体験記を音声だけで聞いていた。

湯船に浸かっている時は、リラックスしたいけど、ボーっとするのも勿体ない。でもテキスト読んだり過去問解いたりするほどハードな勉強はしたくない。そこで思いついたのが「いつもの勉強にプラスアルファ、役立てばラッキー」的な動画の音声を聞き流すこと。

別に真剣に聞かなくてもいいし、聞き逃してもいいし、何か役立ちそうだと思ったとこだけ記憶に残ればいいや、という感じで無料講座や合格者の合格体験記を聴いていた。Youtubeなので動画もあるけど、1日の仕事と勉強で目は疲れているので、耳で聴くだけにしていた。

運転時

運転している時は、憲法と民法の条文を2倍速で聴き流ししていた。スピードラーニング的に、ただ条文を聴き流すというもの。

聴くだけでスラスラ条文を覚えられるようなものではないけど、普段の勉強で六法を引いて条文だけ素読するような時間は無かったので、運転中だけでも条文を聴いているという気休め的な要素が大きかった。運転している時は、講義を聴いて、講義の気になったところを考えてしまって、運転以外のことに気を取られてはいけないというのもあった^^;。

結局耳だけでする勉強は、頭に入っていくのか否かが最後まで分からない感じだった。でも「少しの時間でも勉強しよう」という気持ちを継続して持つ習慣を身に付けることが出来た。


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