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2019年度司法書士試験に向けての勉強指針を立ててみた

あまり考えたくないけど、来年の試験を受けることになるかもしれない。合格発表の日が近づいている。今はグータラしているけど、合格発表後は、その結果によってはすぐに勉強を再開できるようにしておかないといけない。

勉強指針

計画というまではいかないけど、来年の試験に向けて、勉強の指針だけ立ててみた。

年内(約3カ月)

  1. 毎日、不動産登記法と商業登記法の記述問題を、交互に1問づつ解く。
  2. ケータイ司法書士の左ページを繰り返し読んでいく。
  3. オートマと合格ゾーンで各科目5問~20問づつ順番に解いていく。

まずは、記述のリハビリをしなくてはいけない。試験から約3カ月何も勉強していないので、必死で覚えた記述のひな型も忘れているだろうし、問題を解くスピードも落ちているだろうし、答案構成の仕方さえ忘れているだろうし、論点を連想していく頭も無くなっているだろう…。

記述は『オートマ記述式』を使って、毎日最低1問を解く予定。年内は問題を解きながら、問題を解く感覚を取り戻していく。ひな型だけを見る勉強はしない。問題を解く中で忘れていたり躓いたりしたものを、テキストやひな型集に戻って確認していく形にする。

インプットの勉強は、『ケータイ司法書士』の左側のページだけを繰り返し読むことにしようと思う。メインのテキストは、これまでずっと入門講座の分厚いテキストを使っていたけど、超重要なところは予備校の講義でマーカーを引いたところなので、結局読み込んでいく箇所はマーカーを引いたところ。『ケータイ司法書士』は、そのマーカーを引いたところをコンパクトにまとめてくれている本だと思う。

年内は、『ケータイ司法書士』で超ド基本論点の理解を完璧にする。ひっかかったところや、もっと詳しく知りたいと思ったところは、入門講座のテキストに戻って該当箇所を読む。『ケータイ司法書士』をインプットのメインテキストにして、予備校の入門講座のテキストは辞書的な役割で使おう。

ケータイ司法書士という素晴らしい本と出会った話今年メインで使った教材の一つが『ケータイ司法書士』。LECの森山先生が著した本。見開きで左ページに説明、右ページに問題が載っていて、見開...

アウトプットの勉強は、民法は『オートマ』を、それ以外の科目は『LEC合格ゾーン』を各科目5~10問くらい解いていこうと思う。民法20問解いたら、次に不動産登記法を20問、次は会社法20問・・・という形で細切れで各科目の問題を解いて、短期間で全科目に触れていく作戦。この方法で解くのは、今年の勉強である一定の効果を感じられたので、今年も引き続いて採用しようと思う。民法だけ『オートマ』を使う理由は↓の記事に書いてみた。

兼業でも毎日過去問100題解く計画をした話(司法書士試験勉強計画:択一編)合格年度に使った問題集はこれ。 『LEC合格ゾーン6冊』 (択一式過去問集) →民法以外の科目(不動産登記法(上)/(下)/会社法・...

年明けから直前期まで(約3カ月)

  1. 毎日、不動産登記法と商業登記法の記述問題を各1問づつ、計2問解く。
  2. ケータイ司法書士の左ページを繰り返し読んでいく。
  3. 入門講座のテキストを速読する。
  4. 合格ゾーンで各科目5問~20問づつ順番に解いていく。

基本的には年内と同じ。記述を解く量を毎日2問に増やすことと、入門講座のテキストを速読することを増やす予定。

年明けから入門講座のテキストを速読するのは、年内にある程度の内容を思い出すことで、テキストの速読がスムーズに出来るようになるはずだから。知識が抜け落ちた状態でテキストを読んでいくのは、躓き躓きで時間がかかりそうなので、年明けから読むことにしようと思う。

直前期(約3カ月)

直前期の勉強指針は現時点では立てない。10月から年明け3月終わりまでの約6カ月で全科目のインプット・アウトプットの勉強を一通り終わらせて、直前期に仕上げに入るイメージはあるのだけど、3月が終わった時点でどういった状態になっているかは分からないから、その時の状況に応じて直前期の過ごし方を考えようと思う。

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