研修・認定考査・資格登録

司法書士 中央新人研修 後期日程1日目

中央新人研修後期日程1

前回「ブロック新人研修が始まった(平成30年度司法書士)」という記事で、研修の始まりを書いてから1カ月以上経ってしまった。ブロック新人研修の続きを書きたいという気持ちが頭にありつつも、仕事や研修・課題に追われ、「あとで書こう×∞」と思っていたら今日に至ってしまった…。

そんなこんなで、今日は中央新人研修の後期日程の初日。

ちなみに中央新人研修の前期日程はeラーニングでの自宅学習。平日は仕事、休日はブロック研修に出席していたので、必然的に平日の仕事終わりか出勤前に受講するかしかなく、かなりハードだった。eラーニングの他にもレポート提出や後期日程の事前課題もあって、無理がたたってか途中で体調を崩し寝込んだ日もあったw。

中央新人研修 後期日程初日:講義

後期日程はゼミ形式だけど、初日は講義形式だと案内に書いていたので、気楽な気持ちでいた。ところがどっこい、グループ分けがされていて、ポンポンと講師に当てられる講義形式だった。ブロック研修の時は大教室で受講生が一堂に介して受講していたので、眠気が襲ってきた時は、脳を休ませていたけど(笑)、今回はそうもいかなかった。一日中集中して講義を受けた。

内容は要件事実について学ぶというもの。要件事実については、同期に聞いたら推薦図書の「要件事実の考え方と実務」という本を読んだらいいよ、と言っていたので、事前に読んでみたものの、字面だけ追っている感じでイマイチ理解が出来ていなかった。講義を聴いて、やっと要件事実とは何かを理解することができた。

そういえば、本試験の受験勉強で講義を受けた時に、予備校の講師が「555(ゴーゴーゴー)は”財産権移転約束”と”代金支払約束”」って口を酸っぱくして言っていたことを思い出した。555は民法555条の売買契約のこと。本試験の受験時代に講師が言っていたことを今でもよく思い出す。何度も何度も聴きなおした予備校の講義が今でも役に立っている。

即日起案

講義のあとは、各自で起案をやった。講義を聴いて分かったつもりになっていたけど、自分でやってみると、全然書けなかったw。「分かったつもりになっているけど、問題にあたったら解けない」というのは、本試験の受験勉強をしていた時と同じやなーと思った。

まぁでも、本試験の勉強も、始めはチンプンカンプンだったけど、やっていくうちに分かっていくかな、とも思う。

起案するのに六法を参照しても良かった。根拠条文を書く問題もあったので、勿論六法を参照したのだけど、六法を引くのが遅い…。規定があることは分かっても、それがそもそも何条なのかを覚えていないので、イチから探すことになってしまうので遅いのは当たり前。

受験時代は、六法で条文にはほとんどあたっていなかった。理由は「六法で条文を素読する勉強をしなかった理由」という記事にも書いたけど、主には受験に必要な条文はテキストに書いてあるから、テキスト読んだら条文もカバーできると思っていたから。

条文を引くことに慣れていないので、遅いのは当たり前。これも訓練すれば、そのうち早くなるかな。条文番号を覚えないことには早くならないかな。条文番号覚えるの苦手だな。「794うぐいす平安京」みたいなゴロ合わせとかあるんかな。

イメージでは、「ブロック研修」<「中央新人研修」<「特別研修」の順に日程も内容もハードになっていく。すでにアップアップしているけど、最後まで頑張って受け切ろうと思う。


要件事実の考え方と実務〔第4版〕

追伸:中央新人研修も大教室で受けると思っていたので、仲のいい同期とまた休憩時間に話ができると思っていた。でもグループで小分けにされて小教室で受けたので、会えない同期もいた。特別研修を受けない同期もいるので、こうやって会える機会も残りわずか。ブロック研修の時にもっとコミュニケーションをとっとけば良かったなーなんて今思う。


他の人はこんな記事も読んでます