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司法書士 中央新人研修 後期日程2日目

中央新人研修後期日程2

司法書士中央新人研修後期日程の2日目。今日は民事訴訟事件における倫理についての事例研究。

1日目は25名程度のグループに別れたけど、2・3日目はそれが更に半分になって、12名程度のグループで教室に別れて研修が実施された。

事前課題についてのディスカッション

1コマ目は各自で事前に書いてきた「司法書士に高度な倫理が求められる理由」というレポートの内容に基づいて、グループでディスカッションを行った。

各自に前提知識があったことと、それなりに良い大人なので(笑)コミュニケーションも円滑に進んだこともあって、建設的な議論をすることが出来た。感情的になったり、口を開けば否定的な意見を言う人がいなくて良かった。

グループディスカッションの成否って、結構メンバーによると思うw。メンバーの特性によって自分の立ち位置・振る舞いが変わるし。今回は良い感じに率先して議論をまとめ上げていってくれる人がいたので、自分はサポート的な役回りに徹することにした。

司法書士は誰の何のために存在するのか、一般的な倫理と司法書士に求められる倫理の違いとか、研修でやらないと、普段は立ち止まって考えることがないようなことを改めて考える機会になって良かった。

民事訴訟事件の倫理についてのディスカッション

2コマ目以降は、事前課題で時系列にまとめた民事訴訟事件と、そこから派生する4つのケースについての倫理に関するディスカッション。

司法書士倫理については条文規定があって、基本的には倫理規定に抵触する事案はないか?という視点で議論を進めていった。登記事件に限らず、倫理を考える際にも根拠条文が大事になってくることを実感した。

講師の方が温和な雰囲気で、教室全体が和やかな感じに包まれていたのも良かった。研修の後半には、前半にはみられなかった受講生からの活発な質問も飛び交って、より理解を深めることが出来た。

参加する前は、少人数形式のディスカッションということで、少し気が重かった。でも講師にもメンバーにも恵まれた感じがあって、参加して良かったなと思う。

明日は中央新人研修の最終日(後期日程3日目)。頑張ろう。


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