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★敗因分析★知識はモグラ叩き。自分の実力を過信してはいけない。

敗因分析

今日も資格スクエアの公式チャンネルから。

jiji先生は公認会計士試験と司法試験に合格している。jiji先生のブログは、受験生の時から読んでいた。やってみたくなる役立つ勉強法が沢山書いてある。

jiji先生のブログを読めば勉強法を知ることはできるのだけど、資格スクエアでjiji先生の勉強法を教えて貰える講座を発見。約30分×20コマで5,400円。飲み会1回分の受講料w。

2021/1/15追記:jiji先生の難関試験の一発突破術は、2020年12月31日を持って販売終了。

受験勉強期間が長引くのは悪いことだけではない

同期の中には一発合格している人もいるし、10回以上チャレンジして合格している人も沢山いる。

司法書士試験の合格に必要な勉強量を1年でこなしてサクッと合格する一発合格者は、素直に凄いと思う。自分なりの勉強法が確立していて、早めに勉強のコツを掴んで、1年間勉強以外には脇目をふらずに猛勉強をして合格したんだろなと思う。

10回以上受験して合格した人が持つ諦めない不屈の精神も素直に凄いと思う。1年に1度の試験に何度も失敗して、何年もプライベートな時間を勉強に費やし、直前期には精神的にも体力的にもキツイ時期を何度も経験し、それでも諦めずにチャレンジし続けて合格している。何年にも渡って勉強した内容は、使える知識として骨の髄にまで染みこんでいるんだとも思う。

合格してしまえば、一発合格でも10回で合格しても、同じ合格者。予備校のパンフレットでは、”一発合格”にスポットが当たっていることが多いけど、1回で合格しても、10回で合格しても、それぞれの良いところがある。

人生に無駄なことは一つもない。受験期間が長引いても、その時の経験が後々活かされることもある。受験勉強をやめるのは、合格した時か、合格を諦めた時かの2択。合格することを諦めなければ、必ず合格して受験勉強をやめることができる。

敗因分析:多くの合格者に見てもらう

そうは言っても、不合格になって、来年の試験で合格するためには、敗因分析をしっかりとすることは大事。今回の動画は、そんなことについて語っているjiji先生の動画。

jiji先生によると、敗因分析でやることは2つ。まず一つ目は、多くの合格者に見てもらうこと。

この動画は司法試験向けの話なので、多くの合格者に見てもらうのは、論文の再現答案だと言っているけど、司法書士試験においても通づるものがある。何が原因でダメだったのかを、合格者や予備校の先生に見てもらうことで、自分では気づかなかった敗因が見えてくることがある。

自分も不合格になった時、自分なりに敗因分析をした後に、予備校の先生に相談に行った。身近に相談できる合格者がいなかったので、合格者に相談はしていないのだけど、先生に客観的に見てもらうことで、自分のダメだった点が分かった。ダメだった点だけでなく、良かった点も分かった。単に凹むだけでなく、自信を持ってもいいところもあることが分かったことも良かった。

一人でモンモンと考えるよりも、身近に見て貰える人がいるなら、積極的に見て貰ったら良いと思う。

科目全体の実力を上げなければ受からないということを意識する

2つめは、科目全体の実力を上げなければ受からないということを意識すること。

知識はモグラ叩きのようなもの。不得意な科目をやり込んで、得意科目の勉強を疎かにすると、次第に得意科目だと思っていた科目の成績が下がる。こっちが伸びれば、あっちが落ちる。これは自分も経験済。

2年目の試験に落ちた時、登記法はそれなりに得点できるから、3年目の試験に向けては登記法以外の科目に力を入れて勉強していた。自分の実力を過信し、ベテラン受験生で登記法で得点できない人はいないという言葉に踊らされて登記法を軽んじた結果、3年目の試験では登記法が足かせになって不合格。

司法書士試験は11科目あるので、全部を満遍なく勉強して得点できるようになるのは難しい。でもその難しいことが出来なければ合格出来ないのが司法書士試験。稀に捨て科目を作って合格している人もいるけど、多くの合格者は不得意科目を不得意科目のまま残さずに合格している。

jiji先生曰く、どうしても成績が悪い科目に目がいきがちだけど、不合格になったのは全体的に能力が足りていないので、全体を底上げする計画を立てないとダメらしい。

本試験の成績通知を見た時に注意しないといけないのは、その成績は本試験を受けた時のピークに知識が頭に入っている時の成績であって、成績通知が届いた時の成績ではないということ。

確かに、本試験の直前期に血反吐を吐くほどに勉強していた時の頭の中と、本試験が終わった後にまったりとした状態の頭の中が同じな訳が無い。実力は本試験が終わった瞬間からどんどんと下がっている。それを認識した上で次年度に向けて計画を立てないといけない。

敗因分析をするのは精神的に辛いこともある。でも受験勉強は今の自分の立ち位置と合格点を取るまでのギャップを埋める作業。自分の今を知らないと適切な計画を立てることが出来ない。敗因分析することはとても大事。

 

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