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【司法書士試験】マンガ喫茶での勉強が捗り、ちょっと面白くなってきた。でも手遅れ感が否めない【認定考査】

勉強進捗

今週は過去問と解説を読みこむ予定だったけど、進捗が芳しくなく…。

昨日までに過去問読みを終えて、今日は朝から『要件事実ドリル』を読み始める予定だったけど、予定変更。今日は引き続き、丸一日引きこもって過去問と解説を読むことにした。

でも、朝に急用の仕事が入って仕事をしΣ(゚д゚lll)ガーン、夜は友人の相談に乗る予定が入ったので、丸一日勉強は出来なかった(^^;)。予定って思うようにいかないのが常やね。

勉強時間と勉強場所

日中に勉強できる時間は、朝仕事が終わって、夜の相談までの12:00-18:00の6時間。

勉強場所は、「マンガ喫茶」。

受験勉強中は、予備校の自習室、有料自習室、カフェ、自宅と色々と勉強が捗る場所を試行錯誤して、最後には自宅でするのが一番捗るという結論に落ち着いた。

勉強場所の試行錯誤。司法書士試験の勉強が捗る場所を求めて。勉強をどこでするか。自習室でしたりカフェでしたりと、この4年の間に色々と試行錯誤したけど、結局は自分の家でするのが一番効率が良いと感じて...

今日も自宅で出来ればいいのだけど、朝の仕事と夜の相談の間に自宅に戻るのも非効率だと思ったので、外で捗るところはどこかと考えた。予備校には行っていないので予備校の自習室は使えず、有料自習室も1日フラッといけるような適当なところが見つからず、カフェは6時間も長居出来ないし、最近勉強を禁止しているところも多い。

そういう訳で思いついたのが「マンガ喫茶」。個室になっていて人目を気にすることもなく、静かだし、お金さえ払えば何時間いても気兼ねがない。個室という点ではカラオケボックスでも良かったんだけど、うるさいし勉強するには向いてないよね^^;

そういう訳で、初めてマンガ喫茶で勉強したんだけど、めちゃ捗った。薄暗く落ち着いた個室の空間に、適度な人の気配と雑音。勉強するのに最適な環境だった。丸々ほぼ6時間ぶっ続けで勉強することができた。マンガ喫茶での勉強にハマりそう。

14年分の過去問と解説を読む

マンガ喫茶にいた6時間でやったことは、平成17年度から平成30年度までの14年分の過去問と解説の通読1回と、過去問の解説の通読1回。

14年分の過去問を一気に読んだことで、問題で何が問われるのかが大体分かった。問題で何が問われるのかが分かっただけであって、解答が出来るようになった訳ではない^^;。

でも何が問われるのかが分かったことで、事例を読んでいる時に、ここらへんがポイントかな、というアタリをつけられるようになったのは大きな成長。

そして、訴訟手続きや倫理など、何度も繰り返し出題されている問題については、答えが出せるようになった。始めは意味不明で読むのも遅かった過去問読みも、繰り返し読んでいるとなんとなく分かるようになり、読むスピードも速くなってきた。やはり繰り返しって大事。何度も読んでいるうちに、穴ボコだらけだった知識が埋まっていくのを実感する。

14年分の過去問と解説を一通り読んだところで、タイムリミットまであと1時間ちょっとあったので、もう一度解説だけ14年分読み返した。

解説だけ読もうと思ったのは、認定考査はマークシートではなく、自分で解答を書く記述式の試験なので、内容が分かっていても正確に書けないと得点にならないので、ちゃんと書けるようになるようにしようと思ったから。

もう一度解説を読むことで、大体の書き方が分かったのも良かったけど、解説を読むことから逆に問題事例を頭に思い浮かべることが出来たので、読んだ内容が全部ではなくとも、ちゃんと頭に入っていることを確認できたのもの良かった。

ヤマをはろうと思っていたけど、はれないことに気づいた

先週学習計画を立てた時に、全部をマスターするのは難しいと思っていたので、ヤマをはって、最後はそこを集中的に勉強しようと思っていた。

認定考査対策
司法書士認定考査二十夜漬け司法書士認定考査まであと3週間を切ってしまった。 勉強をせねばと思いつつ、全然やれていないw。勉強できていないことに何の言い訳もな...

でも過去問を通読してみて分かったけど、ヤマをはるのは自分には無理だと気づいたw。

過去14年分の訴訟物はこんな感じ。

出題年度訴訟物類似年
平成17年度(主たる請求)売買契約に基づく代金支払請求権
(附帯請求)履行遅滞に基づく損害賠償請求権
17,26
平成18年度(主たる請求)賃貸借契約終了に基づく目的物返還請求権としての建物明渡請求権
(附帯請求)履行遅滞に基づく損害賠償請求権
18,23,27
平成19年度所有権に基づく返還請求権としての動産引渡請求権
平成20年度(Zに対する主たる請求)消費貸借契約に基づく貸金返還請求権
(Yに対する主たる請求)保証契約に基づく保証債務履行請求権
平成21年度所有権に基づく妨害排除請求権としての抵当権設定登記抹消登記請求権21,28
平成22年度請負契約に基づく報酬請求権
平成23年度(主たる請求)賃貸借契約終了に基づく目的物返還請求権としての建物明渡請求権
(附帯請求1)賃貸借契約に基づく賃料請求権
(附帯請求2)履行遅滞に基づく損害賠償請求権
18,23,27
平成24年度(主たる請求)AY間の消費貸借契約に基づく貸金返還請求権
(附帯請求1)利息契約に基づく利息請求権
(附帯請求2)履行遅滞に基づく損害賠償請求権
平成25年度保証契約に基づく保証債務履行請求権
平成26年度売買契約に基づく代金支払請求権17,26
平成27年度(主たる請求)賃貸借契約終了に基づく目的物返還請求権としての建物明渡請求権
(附帯請求1)賃貸借契約に基づく賃料請求権
(附帯請求2)履行遅滞に基づく損害賠償請求権
18,23,27
平成28年度所有権に基づく妨害排除請求権としての抵当権設定登記抹消登記請求権21,28
平成29年度所有権に基づく返還請求権としての土地明渡請求権
平成30年度売買契約に基づく土地引渡請求権及び所有権移転登記請求権

訴訟物(各年度の出題テーマ)を眺めていても、特に出題の法則性が見つけられないw。

「賃貸借契約終了に基づく目的物返還請求権としての建物明渡請求権」が過去3回出題されていて、3~4年ごとに出題されているから、今年出るかも?とか、

去年、売買契約に基づく土地引渡請求権及び所有権移転登記請求権が出たから、今年は出題されないだろう、とかいう陳腐な発想しか沸かないw。

ヤマをはろうと悪あがきするのはスッパリ諦めて、過去問で出題された内容は書けるようにし、『要件事実ドリル』で知識の補足をする、というオーソドックスな勉強方針に方向転換することにした。計画の修正も大事^^;。

『要件事実ドリル』を読み始めてみて

過去問14年分を読み、夜の友人の相談にも乗り終えて、帰りの電車で『要件事実ドリル』を読み始めた。

過去問を通読したおかげで、『要件事実ドリル』が比較的スラスラと読めた。内容が全然分からなかった時は『要件事実ドリル』を読むのが苦痛でしかなかったけど、なんとなく分かるようになったら、読むのが楽しくなってきた。

要件事実ドリル』には、簡単な問いが随所にあって、「あ、これ過去問の解説でこう書いてあったな」といった紐づけをしながら読めたので、テキストでインプットをしながら、同時にアウトプットも出来る感じが、飽きがなく読めて良かった。

でも、楽しくなってきたのはいいけど、読めば読むほど、分かっていなかったり、そもそも知らないことが沢山あることを改めて実感した。

自分がいる今いる地点は合格レベルからほど遠いことはもともと分かっていたことなので、今更焦ってジタバタしても仕方がない。試験までの残りの時間で、焦らずやれることを淡々とやるのみ。

明日も頑張ろう。


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