政府による緊急事態宣言の延長が決まった。今の状況では仕方がないかな…。
もともとインドア派なので、アウトドア派の方に比べたら家で過ごす時間はさほど苦痛ではないのだけど、外出できるのに外出しないのと、そもそも外出できないのでは、ストレスの感じ方は変わってくる。
ちょっと飲みにいきたいなーと思っても、いけないのはちょっと辛い。
そんな訳で、流行りのオンライン飲み会をやってみた。
司法書士とのZOOMのオンライン飲み会が楽しかった
今回のZOOM飲み会の相手は、司法書士の同期2人。LINEでもSkypeでも良かったのだけど、最近やたらZOOMを使ったオンライン飲み会を耳にするので使ってみたかったこともあり、ZOOMでやってみた。
事前準備。初期設定は簡単。
初めて使うけど、ログインの設定やアプリのダウンロード等は簡単に出来た。ZOOMでオンライン飲み会をするには、誰かが主催者になって、他のメンバーにミーディングのURLを送って、送られた人がそのURLにアクセスする形で参加ができる。今回は自分が主催者だったので、2人にURLを送って、時間がきたら始めるだけ。
そうはいっても、自宅から接続するわけで、なんか変なものが映らないかw、Webカメラで映ってる自分はどんな感じなのかwが気になり、事前にPCのWebカメラだけ起動して接続位置を検討してみた。設定で背景をバーチャル画像にできるみたいだけどw。
事前にテスト接続でサシ飲み
そんなこんなしていると、一人の同期から「ちゃんと出来るか不安やから、やる前にテストでやってくれへん?」と連絡があった。確かに、初めてやることだし、うまく繋がらなかったらその後の飲み会のテンションにも影響しそう。という訳で事前に同期の一人とテスト接続してみた。
マニュアル通りにURLを同期に送って、そのURLに同期がアクセスすると、すぐに繋がった。映像も音声もクリアで、タイムラグもない。こっちはPCで、相手はiPhoneだったけど、何も問題はない。相手はiPhoneをなかなかうまく固定しておくことが出来なくて困ってたけどw。
接続できたので終われば良いものの、そのまま会話が弾んでしまい、その後小一時間くらい話こんでしまったw。サシ飲みにも全然使える。仕事ではテレビ会議をよくしていたから抵抗はなかったけど、プライベートのテレビ電話って、こっちの映像が映る分、なんか嫌やな、って思っていた。でもそれは不意にかかってくるとこっちの準備が出来ていないので嫌なだけであって、事前に決まっていたら特に嫌な感じはなかった。
オンライン飲み会をやってみた
予定では、晩ご飯を食べた後に、まったりやろー、ってことになっていたんだけど、一人の同期が「我慢できへん、早くやりたい」とか言い出したので、予定より早くやることになった。こっちは晩ご飯を食べ終わっていたので、既に飲み会モードだったのだけど、それを言い出した同期はこれから晩ご飯だったので、家族での食事風景が中継されながら始まることになったw。
4人家族の同期の日常の食事風景を見ながら飲むという、なんとも斬新な構図にw。どんなに仲が良くても、こういった状況でもない限り、同期の普段の食事風景を見ることはないので、それはそれで面白かった。家族の会話をただ聞いてる時間、こっちとの会話に家族も入って話す時間、居酒屋に行って飲むのでは体験できないことが出来るのもオンライン飲み会のいいところかも。
子供が寝た後、司法書士の同期だけの時間になってからは、主に司法書士に関する話題で盛り上がった。日々の仕事のこと、これからのこと、実務的なテクニックの情報交換、法改正に思う事etc…。こういったことを気軽に話し合える仲間がいるのはホントにありがたい。
自宅で飲んでいるので、リラックスモードに入ってまったりと飲める。帰りの時間を気にしなくていいのも良い。あと、飲み物とおつまみは自分で用意するので、とてもリーズナブル。オンラインなので、遠方の友達とも気軽に出来る。
緊急事態宣言で外出自粛要請が出ていなければやらなかったであろうZOOMでのオンライン飲み会。実際に会って飲むのもいいけど、オンライン飲み会も楽しいことが発見できたので良かった。
ところで、メンタリストのDaiGoさんが、youtubeでテレワークやオンライン飲み会ではファミングすると嫌われると言っている。ファミングとは、会話中にスマホをチラ見する行為だそう。あー、これは分かる。会話中に「そんなにスマホ気になる?」ってくらいスマホ見る人がいるけど、あまりいい気分しないもんね。自分も気をつけよう。
司法書士の仕事にZOOMは役立つか
先日、吉本興業がZOOMを使ったオンラインスナック『スナック吉本』の立ち上げを発表した。人気芸人がスナックのママになって、ファンとオンラインで飲み会をおこなうというもの。一回の営業時間につき数名しか参加できないので、人気のスナック(芸人)のチケットはすぐに売り切れている。クラウドファンディングで支援を募っている。
新型コロナウィルス感染拡大の影響で、劇場公演や営業、テレビ収録が中止となって、芸人さん達の活躍の場が制限されている。こういった仕組みで収入を得られるのは素晴らしい。芸人さんと話す機会なんて滅多にないだろうから、ファンにとっても嬉しい取り組み。
ZOOM等のオンラインシステムの活用が、様々な業界に広がっている。未だにFAXが通信手段のひとつである司法書士業界にも波がくるかな。システムを作っても、それを使う側のリテラシーやインフラが整っていないと一般には広く普及しない。
司法書士業界で考えられるZOOMの活用…例えば相談業務。遠隔による相談は電話相談があるけど、ZOOMを活用すると顔が見える安心感を与えられたり、複数人での相談にも乗りやすくなったりするのかな。
本人確認にZOOMを活用するのはどうだろう。ZOOMはクラウドレコーディングできるので、本人確認した状況を録画して、録画データを法務局にシェアできるようになるとか。映像だとより本人であることの証明になりそうだけど、、、まぁないかw。
今の段階だと、事務所内で活用しているところがあるのかもしれない。交代出勤制を導入しているところでは、自宅と事務所間の通信手段として用いたり。多人数で同時に使えるので、双方向型の研修や勉強会にも使えそう。
ZOOMを使ってオンライン自習室を開設している予備校や団体がある。自習室の多くが閉鎖している今、こういったオンライン自習室を利用するのも選択肢の一つかも。
法務局への登記申請は、窓口申請だけだったものが郵送申請が出来るようになり、今ではオンライン申請が可能になった。オンライン化の波はこれからも歩みを止めることなく司法書士業界にもくるだろう。