本試験が終わってから、司法書士試験に関する勉強は全くする気になれない。まだ結果は出ていないのに燃え尽き症候群。覚えた知識は凄まじい勢いで忘却の彼方へ。
このままでは脳ミソがどんどん腐っていきそうなので、今のうちに何か他の資格でも取ろうかと思って色々調べてみた。どうせ取るなら司法書士や行政書士の業務に役立つものがいいかな。
終活ライフコーディネーター
その名の通り、終活ライフについてコーディネートできるようになる資格。相続に相談に来る方は、高齢の方が多い。これから終活をする世代。終活の知識を身に付けることで、登記業務だけでなく、人生後半期の過ごし方や亡くなった後の手続きなどについて総合的な相談に応じることができるようになれるみたい。
終末期医療の考え方、身辺整理、葬儀やお墓の手続き、一人暮らしを続ける工夫、老化に伴う住み替え、エンディングノートの書き方等を、法律と終活の両方の観点からアドバイス・解決できるようになれたら強みの一つになるかな。
ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルプランナーは、税金・保険・年金などの幅広い知識を持って、相談者のファイナンシャル・プランニングを行うプロフェッショナル。
この仕事をしていると、ふいに税金や保険・年金のことについて聞かれることがある。専門外なので分からないことが多い。でも、ただ「分かりません」というだけでは、そこで話は終わり。良く聞かれることは勉強しておいた方が良さそう。
相談者は司法書士がどこまでの範囲の専門家で○○士は何の専門家なんて関係なく質問してくる。もちろん○○士法違反のことはしてはいけないけど、専門外のことでも基本的なことは知っておいて損はなさそう。
簿記3級
簿記は帳簿を読んだりつけたりするのに必要な知識。雇われ人であれ経営者であれ、最低限のことは知っていないといけないと思う。今は弥生会計に売上や経費を仕訳して記帳するくらいだけど、社会人として財務諸表を読んで活かせるくらいにはならないといけないのかなと思う。
そのまず第1歩として簿記3級の勉強は手軽で良さそう。簿記は、年齢や実務経験といった受験制限が一切ない。100点を取る必要はなくて70点取れば合格できる。試験が年に3回もあるのも魅力的。司法書士試験も年2回くらいあったら、いいのになぁ。。。
ビジネス会計検定(2018.9.8追記)
会計系の資格に今一番興味があるので、引き続き調べていたら、ビジネス会計検定試験なるものがあることを知った。簿記知識の有無は問わず、財務諸表に関する知識や分析を通して、 財務諸表が表現する企業の経営状態を判断する能力を問うとのこと。
大阪商工会議所が主催する検定試験で、簿記検定では、日々の取引を記録し、決算整理を通して財務諸表を作成する手続について出題されるのに対し、ビジネス会計検定では、財務諸表を分析・利用するために必要な知識や分析手続について出題されるそう。
試験は3月と9月の年2回受けられて、マークシート方式。勉強してみようかな。
個人情報保護士
個人情報保護士は、「個人情報保護法」を正しく理解し、個人情報の適切な管理や運用を行えることを証明する資格。個人情報漏えい問題やマイナンバー制度の施行などで、個人情報の取り扱いについては注目が集まっている。司法書士は超個人情報を扱う資格。個人情報の漏えいとかあったら大問題。お客様に迷惑をかけないためにも自分の身を守るためにも個人情報の取扱いについて学んでおくのは良いことかも。
試験は、例年6月・9月・12月・3月の年4回、全国で実施される。四肢択一のマークシート方式で正答率70%で合格できるらしい。試験範囲も個人情報のことだけに絞られているから、勉強もしやすそう。
今興味あるのは、比較的ライトな勉強で取れる資格や講座。司法書士みたいな重たい勉強が必要な資格は、しばらくいいかな・・・。