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マンガ『ヒナにおまかせっ!女子高生行政書士の事件簿』を読んでみた

行政書士のマンガ『ヒナにおまかせっ!女子高生行政書士の事件簿』を読んでみた。未だに司法書士試験に関する勉強はする気になれないのだけど、マンガなら読む気が起こって探してたら、この本を見つけた。こんなマンガがあったんやね、知らんかった。

あらすじ

父親が作った借金の返済に追われて過労死した母親を持つ高校生の主人公。夫が作った借金は妻が払う義務はないことを知って「もっと早くにそんな法律を知っていれば、こんなことにはならなかったのに」と思って法律に興味を持っていた最中に、ひょんなことから行政書士の柊ジョージと出会う。

紙切れ1枚で人を救える行政書士に魅力を感じ、高校生で行政書士の資格を取る。行政書士登録は20歳にならないと出来ないので、行政書士の卵として毎回身の周りに起こる問題を解決していく物語。

感想

マンガとして単純に面白い。

このマンガで紹介されている行政書士の業務については「それどうなの?」と思うろことは多分にある。でも、それは『カバチタレ!』と同じで、多くの行政書士がメイン業務にしている官公署に出す書類作成を主軸の展開にしても、ネタはすぐ尽きるだろうし、読んでいても面白くなさそうw。

行政書士試験に合格してからの話がメインなので、行政書士試験を目指してから合格までが1コマで終わるのも面白かったw。そんな簡単に受かるんや、って。

このマンガによると、行政書士は、カンタンにいえば”弁護士とちがって裁判はできない法律家ってカンジ”らしい。なるほど、確かに行政書士は業務として訴訟代理人にはなれないけど、書類一つの使いようで法律家として人を救えることもある。

先日仕事で、家賃不払いの賃借人に家賃を払って貰うために内容証明郵便を送った。すると、届いてすぐに家賃が支払われた。他にもこういった経験を色々と経て、”紙切れ一つで人を救う”なんて烏滸がましい考えだと思っていたけど、今は法律の知識は武器になるし、人を救えることもあるんだと思える。

行政書士の資格は持っているので、登録したら行政書士になれる。行政書士になったとしても、このマンガで起こるようなことは現実にはあまりなさそう。でも何かあった時に、この主人公のように、純粋にこの人の役に立ちたいという気持ちを持って動くことは大切なことだと素直に思った。社会人として色々と経験すると、ヨコシマな気持ちが生まれて、忘れてはいけない原点が霞むことがあるからね。

このマンガを読んで「これが行政書士の仕事なんだ」とは思わないけど、話の展開が軽快だし、法律をテーマにしたマンガとしてはライトに読める感じで面白かった。


ヒナにおまかせっ!女子高生行政書士の事件簿

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