予備校への個人的感想について書く記事は、これで3回目。勝手なこと書いて、予備校から怒られやしないだろうかと思いながら書いているw。
今回は伊藤塾の司法書士講座について。伊藤塾は自分もいくつか有料講座を取っていたので思い入れがある。
講師陣が素晴らしく素晴らしく素晴らしい
「伊藤塾ってどんな予備校だった?」と聞かれて、まず思い浮かぶのは講師陣の素晴らしさ。とても分かりやすい講義に加え、講師陣の熱血漢な感じや受験生に寄り添ってなんとか合格させたいという思いをヒシヒシ感じることができる。
山村先生の記述式対策講座「記述式答案構成力養成答練」では、記述式問題の解き方をイチから学ぶことが出来る。自分の場合は、最初から最後まで山村先生に教わった考え方や答案構成の方法で記述式問題を解いていた。山村先生のスマートで心地良い流れるような講義を受講するのが毎回楽しみだった。
高木先生には毎回モチベーションがあがるお言葉を頂いた。解説だけでなく、講義の中で実務の話ややる気を出させてくれるお話しをしてくれるので、思うように学習が進まず凹んでいる時でも、なんとか勉強を続けることが出来た。「とことん、やってやろうぜ!」という高木先生の言葉が、たまに頭の中でリフレインするw。高木先生に教わった択一式問題の解き方は、本試験でも本当に役立った。
蛭町先生といえば記述式のエキスパートというイメージだけど、自分の中では人を惹きこませる話をする天才というイメージ。本試験の直前期では蛭町先生の「試験は自分の知識を解答に置いてくるだけ」という言葉で気持ちが楽になったし、本試験後の分析会では受験生の気持ちに立った解説に心が軽くなった。
高橋先生は大学の在学中に最年少で一発合格をされた先生。高橋先生の講義は、”そもそもなんでこうなるのか”という制度趣旨から分かりやすく解説してくれるので、根本から理解することが出来たし、記憶にも残りやすかった。あと、パワーポイントに図やイラストなどを用いていて、見やすく分かりやすかった。
伊藤塾には他にも沢山素晴らしい先生がいる。どの先生も講義は分かりやすいし、受験生を合格させたいという気持ちをヒシヒシと感じる。
スタッフや受講生・司法書士講座や模試等
伊藤塾の講座を受講する時の決め手の一つとなったのは、アットホームな雰囲気を感じたからというのもある。
塾や予備校というと、合格したいという受験生が集まっているし、経営をしていかないといけないから、どこかピリピリした雰囲気や商業的な印象を抱くのだけど、伊藤塾にはそういった感じは受けなかった。あくまで直感的なものなのだけど。
そう感じるのは、スタッフの対応の良さだったり、通っている受講生の雰囲気が自分に近い人が多かったのもあると思う。実際、同じクラスに通っていた受講生とは講義が終了した今でも繋がりがあるし、伊藤塾出身の同期は気が合う人が多い。
あと、受講料が良心的。1年~1年半分の講義の受講料を一括(又は分割)で払うので、一見すると安くはない感じがするかもしれないけど、1講義に換算した単価や、自習室が使えたり、講義についてくるテキストや問題集・確認テスト等の価値を諸々含めて考えると、全然高くないと思う。色々と割引制度もある。
最も良心的だと思うのは、本試験直前期に実施される模試が、2回合わせて5,000円で受けられること。1回2,500円。印刷代や会場代、運営費等、この値段で賄えるのだろうかと余計な心配をしてしまうw。個人的には、伊藤塾の模試が一番本試験の難易度に近いんじゃないかと思っている。
本試験問題分析会が熱い
(注:以下、2020年度の情報です。)伊藤塾では、本試験後に「本試験問題分析会」を動画公開している。
自分が受験生の時は、会場で開催される伊藤塾の本試験問題分析会に参加した。
単なる問題の解説ではなく、各講師による丁寧な分析に基づく話は本試験を振り返るのにとても参考になる。Webで無料配信してくれているので、いつでもどこでも見ることができる。