筆記試験合格発表から2日経った。合格発表直後は現実感がなかったけど、じわじわと実感が沸いてきた。
9/27(木) 予備校の合格報告会にいく
予備校の合格報告会に行ってきた。予備校に着いて、エレベーターを降りたらすぐに、顔見知りの事務員さんに「おめでとうございます!!」と言われた。これまであまり話したこともなく、ただ予備校事務員と受講生という淡々とした関係だった人にもお祝いの言葉を頂いて嬉しかった。
受付でアンケートを書いた後、先生の待つ部屋に案内された。他にも合格者の方が何人かいて、お互いの合格を喜んだ。短期で合格した人、10年以上も勉強を続けて合格した人、落ちてたと思って再受講していたのに受かっていた人など、一人一人にそれぞれの受験生活があって、そんな話を聞けるのがとても楽しかった。合格後は色んな人との出会いがあったりして世界が広がっていくとは聞いていたけど、ここでその初めの第一歩を踏んだと思った。
受験勉強中、先生には本当にお世話になった。自分がする意味不明な質問にも丁寧に答えてくれたし、精神的にも常に励ましてくれていた。先生がずっとニコニコして嬉しそうで、そんな先生を見ていると、良い報告が出来て本当に良かったなと思った。
帰りの電車の中で、口述試験の問題冊子をパラパラと読んでみた。
口述試験で聞かれること、結構難しくない…?。遅刻せずに出席すれさえすれば大丈夫と言われているけど、ほんとに大丈夫なのかな。解答マニュアルを読んでも、こんな風に答えられる自信が全くない。
それ以前に、しばらくテキストや本というものを読んでいなかったので、冊子に書いている文字が頭に入ってこなくて、ページが全然進まない。速読でテキストを読めていた自分はどこへやら。今まで積み上げてきたものが、もの凄い勢いで無くなっていることに改めて気づかされた笑。
帰宅してポストを見たら、法務局からの不在通知が入っていた。ネットで自分の受験番号を見ただけだったので、どこかで「本当に合格してんかな…」という思いがあったのだけど、法務局からの2次試験の案内をみて、やっと合格の実感を持つことが出来た。
9/28(金) 友達と飲みに行った
発表後2日目は、発表直後に電話をくれた税理士の友達と飲みに行った。発表当日に「今日飲みにいこうよ!」と誘ってくれていたのだけど、当日は家族とご飯を食べる予定があったので行けなかった。でもそんな誘いをしてくれる友達の言葉が嬉しくて、すぐに会いたくなって昨日会うことになった。
受験勉強中のこと、これからのこと、ずっとそばで支えてくれていた友達との話はとても楽しかった。友達も税理士試験という難関試験の勉強を続けて税理士になったという経験があるので、受験中の大変さを共有できる貴重な存在。やってもやっても分からない無力感、不合格だった時の絶望感、試験勉強中の気持ちは試験勉強を本気でやった人にしか分からない。思い出話に花が咲いた。「今日はごちそうするよ!」と言ってくれたので、素直にその言葉に甘えることにした(^^)。
税理士の友達とは21時過ぎに別れて、その後、元社労士の友達と飲みに行った。元社労士の友達は人生経験が豊富なので、話す内容に重みがあって面白い。「ほんまに良かったなー、うんうん」って感じで喜びを噛みしめてくれている雰囲気が終始滲みでていたので、そういう風に思ってくれている友達がいることを、とてもありがたく感じた。
飲んでいる最中に、10年程勉強して昨年試験に合格し、最近税理士登録した共通の友人に電話した。気の置けない存在の仲間と、同じ時期にお互いにお祝いの言葉を言えることが幸せだった。もの凄い努力をして、やっとの思いで税理士登録が出来たことを知っていたので、税理士登録が出来たという報告を聞いた時は、本当に自分のことのように嬉しかった。電話して直接話していると、そういったことを思い出して、ちょっと涙が出そうになったw。
あっという間に時間が経って終電の時間になってしまったので、名残惜しかったけど帰ることにした。ここでも「今日はごちそうするよ!」と言ってくれたので、またごちそうになった^^;。帰り際に、「今日はさとるのおかげで、めちゃ美味い酒が飲めた。ほんまにありがとー」と言われた。こちらこそ、ほんとにありがとう。友達がお祝いしてくれて、ほんとに頑張って良かった!結果出せて良かった!と思えた1日だった。