近司連(近畿司法書士連合会)のブロック新人研修が始まった。
司法書士試験の合格年度に多くの人が受ける研修には、①ブロック新人研修、②中央新人研修、③特別研修、④配属研修、⑤単位会の研修がある。
①ブロック研修は、近畿や関東等、ブロックごとに研修会場で実施される研修。日程や内容は各地で違う。近畿ブロックは、12/8,9,10,14,15,16,22,23、1/5,6,12,13,14の全部で13日間。会場は天満研修センター。ほぼ毎週土日に実施されて、毎回10:00~17:45の缶詰状態なので結構ハード…。
ちなみに受付は9:15〜9:55の間。張り切ってこれより前に行っても一切受付てはくれないみたいw。9:55〜10:00の5分間にガイダンスもある。
全部が必修ではないので、④配属研修以外を受けることにした。
ブロック新人研修前
口述試験の日に、研修案内が配られた。申込期間は、11/2~12だけど、定員を超えたら他のブロックに飛ばされるみたいなので、申込期間のはじめの方に申込んだ。受講料は32,400円(税込)。
申込はインターネットか郵送で出来るので、インターネットで申込んだ。申込には合格証書の写しと住民票の写し(原本)が必要だけど、合格証書は交付式までは貰えないので、あとで郵送したらいいみたい。申込後、程なくして郵送で受講料の払込用紙が送られてくるので、払込したら無事申込完了。
開講前に宅配便で研修のテキストが届く。全5冊…。結構なボリューム。試験が終わっても勉強は続くことを実感。
研修日程の案内が入っていたのだけど、受講票がなく、持ち物とか服装の案内がなかったので、友人に確認してみる。
受講票は無いみたい。服装はスーツ、持ち物は、テキスト・筆記用具・六法だけ持っていったらいんじゃない?てことだった。確かにそれくらいしか持ち物無さそうだけど、案内がないのでいささか不安(^_^;)。でもみんながそれしか持っていかないなら、それで大丈夫か。
ブロック新人研修1日目
9:30頃に会場についたら、既に沢山の方が会場にいた。みんな早いね(^_^;)。
会場前に受付コーナーがあって、現住所地ごとに受付場所が分けられていた。受付に座っておられる方も司法書士の先生なのかな?と思うと、粗相をしてはいけないとちょっと緊張。
受付で席次表が配られたので、それに従って席を探す。既に至るところで名刺交換が行われていたような気がする。知った顔の方が何人かいたので、挨拶だけして着席。程なくしてガイダンスが始まり、本講義が始まった。
1日目は、オリエンテーションと相談、司法書士の業務範囲の拡大と改正債権法について。改正債権法については、勉強しなきゃと思いつつ、全然やれていなかったので、研修で体系的に学べて良かった。講師の方の話し方がとても心地よくて分かりやすかった。
2日目は裁判手続きの流れ/本人訴訟支援と、模擬裁判。これまで本人訴訟支援業務を仕事にしようとは思っていなかったのだけど、実務的なことも交えて本人訴訟支援の話しを聞けたことで、具体的な仕事のイメージが沸いて良かった。
3日目は、簡易裁判所・民事保全・民事執行の手続きについて。裁判官から生きた話として聞くことで、より手続きの流れを理解することができた。これまでテキストでしか学んでこなくて、民保も民執も1問しか出ないし、「これ勉強して意味あるんかな…」とか受験勉強中は思ったこともあったけど、学んだことが実務で活かされるかも?と、ちょっと思えた。
3日間の研修を終えて
10:00-17:45の講義は、思っていた以上に疲れたw。3日目には疲れが溜まっているせいか、最後の方は意識朦朧として、ずっと座っているせいか腰も痛くなったりもした笑。
でもこの研修のために先輩司法書士先生たちが随分前から準備をして、忙しい時間を割いて研修を実施してくれているのだと思うと、ちゃんと受けて今後に活かさないとと思った。
休憩時間には同期と色々話したりして、ちょっと学生に戻ったみたいで、楽しいところもあった。次の研修も頑張ろう。