本試験/自己採点実況中継

司法書士試験2018【実況中継】前日

目覚めからお昼まで

朝5時半頃に一度目が覚める。昨日は早く寝た訳でもないのに、この時間に目が覚めるってことは気が立っているんだなー、と寝ぼけながら思う。

もちょっと寝ておきたかったので、二度寝をすべく、まどろみながら横になっていたら、自然と二度寝できて、次に目が覚めた時には8時半頃だった。

起きた後は、顔洗ったりご飯食べたり、いつもやってる朝のルーティンをこなす。9時過ぎから前日にやろうと思っていたことに取り掛かる。

前日にやろうと思っていたことは、これ。

  1.  ケータイ司法書士「Ⅰ民法」と「Ⅳ民訴系・憲法・刑法」の通読
  2.  商業登記記述の平成25年度の過去問
  3.  伊藤塾入門講座テキストのページを抜粋したものの見直し
  4.  ケータイ司法書士の付箋を貼っておいたところの確認
  5.  ケータイ司法書士の不動産登記法記述、商業登記法記述のひな型だけ確認

試験までの直前期にはこれだけやろうと決めていたことがあって、それを10日前くらいから淡々と実践して、前日は最後の仕上げをするイメージだった。

まず取り掛かったのは、①のケータイ司法書士の民法の通読。ベテラン受験生ともなれば、民法は基本論点はほぼ頭に入っていると思うのだけど、頭に入っていると思っているからこそ、ド基本をおざなりにして試験でド忘れしたり勘違いしたまま本試験で問題解いたりしてしまうのが怖いな、と思って、最後に通読することにした。

読んでみると、やっぱり、いつの間にか曖昧になっていた論点がチラホラあり、最後に見直しておいて良かったと思う。2時間くらい経って、総則から債権が終わったところで11時過ぎに。キリもいいのでお昼ご飯を食べることにした。

お昼ごはんはお気に入りの中華屋さんへ

前日といえば、食べる時間も惜しんで勉強するという人も結構いると聞くけど、自分はいつも通り淡々と過ごすことにしていたので、お昼はお気に入りの中華屋さんへ行くことにした。

いつも通りといっても、なんとなく生ものは避けたかったので、中華だったら基本的には食材に火は通っているので大丈夫だろな、なんてことも思って中華にした(^^;)。

酸辣湯麺と蒸し鶏を食べて、おなかも心も大満足。いい天気だったので、ちょっと外の空気を吸えたのも良い気分転換になって良かった。

昼食後から夕方まで

お昼ご飯を食べて、家に帰ってすぐに勉強しようと思っていたのだけど、急激な眠気が!

お昼食べすぎたな…。お昼寝しようかどうか迷ったけど、前日の夜は寝れないかもしれないし、今のうちに寝れる時に寝ておくのもアリかな?なんて自分に都合の良い解釈をしてお昼寝タイム。。。

今日のノルマをこなせるかな、なんて不安に思ったのも一瞬、すぐに眠りに落ちた。

起きたら15時。結局2時間くらい寝てしまった(^^;)この時点で、「今日のノルマをこなせなくても、それはそれで仕方ない。諦めることも大事」と思い、諦めの悟りを開いた。

15時過ぎからケータイ司法書士の民法の親族・相続を読んで、16時頃に民法終了。総則から相続まで一気に通貫したことで、「民法も全部見れた!」という「やった感」を得られて満足。

16時半頃から②商業登記記述の平成25年度の過去問を解き始める。10日前から過去五年分の不動産登記と商業登記の記述を一日1問、交互に解いてきたので、今日が最終の仕上げ。「前日に大幅に間違えて自信なくしたら嫌やな・・・」なんて思って変な緊張感を持ちながら解いた。結果はいつも通り、8割前後は取れていた。ひとまず安心。

その後パラパラと③のテキストの抜粋したページを見ているところで、晩御飯の声がかかった。

晩御飯はご飯・お味噌汁・煮物・炒め物といった、普段通りのバランスのとれたメニュー。

去年・一昨年は、ゲンを担いで晩御飯はトンカツだったけど、今年はそうじゃなかった。去年・一昨年はトンカツにしても落ちたしね…。

トンカツじゃない理由はあえて聞かなかったけど、おそらくこれは「ゲン担ぎなんかに頼らず実力で臨んでこい」という暗なるメッセージだと解釈して黙々とありがたく頂く。

食事を終えてひと段落してから、ホテルに向かう準備を始めた。今年も試験会場の近くのホテルをとって、前日入りすることにした。去年・一昨年も試験会場から歩ける距離のホテルを取ったのだけど、朝に電車に乗るストレスから解放されて良い感じだったので、今年も前日入りすることにした。

いざ出発。家からホテル・会場までは高速に乗って1時間ちょっと。途中でサービスエリアに寄ったりして、ちょっとした旅行気分も楽しんだ。この時点でドライブを楽しんでいるので、前日の緊張感とか未だ全然なかったと思う。

ホテル近くに1泊止めても安い駐車場を事前に探しておいたので、そこに泊めようとしたのだけど、満杯…。20分くらい経ってから空きが出たので、やっとのことで駐車。想定外のちょっとした時間ロス(^^;)

その後、無事ホテルに8時過ぎにチェックイン。ホテルは去年と同じところを取ったので、勝手が分かっている安心感がある。

部屋に着いた後は休む間もなく①ケータイ司法書士の民訴系の通読開始。10時頃までに民訴系を終わらせたかったけど、結局10時半頃までかかってしまった。

その後、入浴タイム。大浴場がついているホテルだったので、湯船に浸かってでゆっくり体を労わった。

11時半頃から①ケータイ司法書士の憲法・刑法の通読開始。憲法・刑法は、出題問数の割に範囲が広いのだけど、「そこまで突っ込んだことは聞いてこないだろう、突っ込んだこと聞かれたら他のみんなもわからない」と割り切って、ケータイ司法書士を最後に読めば点は取れると思って一気に読んだ

ここで夜中0時半くらい。寝ようかどうか迷ったけど、昼間に寝たせいか全然眠くはなかったので、ノルマの続きをこなすことにした。

伊藤塾入門講座テキストのページを抜粋したもののをざっと確認して、④ケータイ司法書士の付箋を貼っておいたところをざっと確認したところで時刻は夜中の1時半くらい。

ここで眠気も襲ってきたけど、最後⑤ケータイ司法書士の不動産登記法記述、商業登記法記述のひな型だけ確認出来ればノルマを達成してやることやったと思って本試験に臨めると思ったので、最後の力を振り絞ってひな型を確認。確認といってもひな型をパッパパッパと速読のような感じで目を負うだけにして、とりあえず全てのひな型に目を通すということに重点を置いた。

夜中2時半頃に全てのひな型に目を通し終えた。商業登記の「役員の氏変更」とか「抹消、更正」の書き方を最後に確認できて良かった。

ノルマ達成した安堵感と満足感

今日やろうと思っていたノルマを達成したことは、精神的にとても良い影響を与えたと思う。

今日だけじゃなく、10日前から計画してきたことを、毎日淡々とこなして全てやり遂げたことが自信にも繋がった。

ちょっとした高揚感・ワクワク感から3時頃までは寝ることが出来なかった。

(去年は少しの不安から寝つきが悪かった気がするので、今年は気持ち的に全然違うなーと思った)

やることは全てやった。

明日、平成30年7月1日はいよいよ平成30年度の司法書士試験の本試験。

「平成最後の年の試験で受かって、最後の受験にしたい」と思いつつ、眠りについた。


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