実況中継

【実況中継】司法書士試験【平成30年度】

平成30年度実況中継

目次

平成30年度の司法書士試験を受けた時の実況中継をします。

前日

目覚めからお昼まで

朝5時半頃に一度目が覚める。昨日は早く寝た訳でもないのに、この時間に目が覚めるってことは気が立っているんだなー、と寝ぼけながら思う。

もちょっと寝ておきたかったので、二度寝をすべく、まどろみながら横になっていたら、自然と二度寝できて、次に目が覚めた時には8時半頃だった。

起きた後は、顔洗ったりご飯食べたり、いつもやってる朝のルーティンをこなす。9時過ぎから前日にやろうと思っていたことに取り掛かる。

前日にやろうと思っていたことは、これ。

  1.  ケータイ司法書士「Ⅰ民法」と「Ⅳ民訴系・憲法・刑法」の通読
  2.  商業登記記述の平成25年度の過去問
  3.  伊藤塾入門講座テキストのページを抜粋したものの見直し
  4.  ケータイ司法書士の付箋を貼っておいたところの確認
  5.  ケータイ司法書士の不動産登記法記述、商業登記法記述のひな型だけ確認

試験までの直前期にはこれだけやろうと決めていたことがあって、それを10日前くらいから淡々と実践して、前日は最後の仕上げをするイメージだった。

まず取り掛かったのは、①のケータイ司法書士の民法の通読。ベテラン受験生ともなれば、民法は基本論点はほぼ頭に入っていると思うのだけど、頭に入っていると思っているからこそ、ド基本をおざなりにして試験でド忘れしたり勘違いしたまま本試験で問題解いたりしてしまうのが怖いな、と思って、最後に通読することにした。

読んでみると、やっぱり、いつの間にか曖昧になっていた論点がチラホラあり、最後に見直しておいて良かったと思う。2時間くらい経って、総則から債権が終わったところで11時過ぎに。キリもいいのでお昼ご飯を食べることにした。

お昼ごはんはお気に入りの中華屋さんへ

前日といえば、食べる時間も惜しんで勉強するという人も結構いると聞くけど、自分はいつも通り淡々と過ごすことにしていたので、お昼はお気に入りの中華屋さんへ行くことにした。

いつも通りといっても、なんとなく生ものは避けたかったので、中華だったら基本的には食材に火は通っているので大丈夫だろな、なんてことも思って中華にした(^^;)。

酸辣湯麺と蒸し鶏を食べて、おなかも心も大満足。いい天気だったので、ちょっと外の空気を吸えたのも良い気分転換になって良かった。

昼食後から夕方まで

お昼ご飯を食べて、家に帰ってすぐに勉強しようと思っていたのだけど、急激な眠気が!

お昼食べすぎたな…。お昼寝しようかどうか迷ったけど、前日の夜は寝れないかもしれないし、今のうちに寝れる時に寝ておくのもアリかな?なんて自分に都合の良い解釈をしてお昼寝タイム。。。

今日のノルマをこなせるかな、なんて不安に思ったのも一瞬、すぐに眠りに落ちた。

起きたら15時。結局2時間くらい寝てしまった(^^;)この時点で、「今日のノルマをこなせなくても、それはそれで仕方ない。諦めることも大事」と思い、諦めの悟りを開いた。

15時過ぎからケータイ司法書士の民法の親族・相続を読んで、16時頃に民法終了。総則から相続まで一気に通貫したことで、「民法も全部見れた!」という「やった感」を得られて満足。

16時半頃から②商業登記記述の平成25年度の過去問を解き始める。10日前から過去五年分の不動産登記と商業登記の記述を一日1問、交互に解いてきたので、今日が最終の仕上げ。「前日に大幅に間違えて自信なくしたら嫌やな・・・」なんて思って変な緊張感を持ちながら解いた。結果はいつも通り、8割前後は取れていた。ひとまず安心。

その後パラパラと③のテキストの抜粋したページを見ているところで、晩御飯の声がかかった。

晩御飯から夜まで

晩御飯はご飯・お味噌汁・煮物・炒め物といった、普段通りのバランスのとれたメニュー。

去年・一昨年は、ゲンを担いで晩御飯はトンカツだったけど、今年はそうじゃなかった。去年・一昨年はトンカツにしても落ちたしね…。

トンカツじゃない理由はあえて聞かなかったけど、おそらくこれは「ゲン担ぎなんかに頼らず実力で臨んでこい」という暗なるメッセージだと解釈して黙々とありがたく頂く。

食事を終えてひと段落してから、ホテルに向かう準備を始めた。今年も試験会場の近くのホテルをとって、前日入りすることにした。去年・一昨年も試験会場から歩ける距離のホテルを取ったのだけど、朝に電車に乗るストレスから解放されて良い感じだったので、今年も前日入りすることにした。

いざ出発。家からホテル・会場までは高速に乗って1時間ちょっと。途中でサービスエリアに寄ったりして、ちょっとした旅行気分も楽しんだ。この時点でドライブを楽しんでいるので、前日の緊張感とか未だ全然なかったと思う。

ホテル近くに1泊止めても安い駐車場を事前に探しておいたので、そこに泊めようとしたのだけど、満杯…。20分くらい経ってから空きが出たので、やっとのことで駐車。想定外のちょっとした時間ロス(^^;)

その後、無事ホテルに8時過ぎにチェックイン。ホテルは去年と同じところを取ったので、勝手が分かっている安心感がある。

部屋に着いた後は休む間もなく①ケータイ司法書士の民訴系の通読開始。10時頃までに民訴系を終わらせたかったけど、結局10時半頃までかかってしまった。

その後、入浴タイム。大浴場がついているホテルだったので、湯船に浸かってでゆっくり体を労わった。

11時半頃から①ケータイ司法書士の憲法・刑法の通読開始。憲法・刑法は、出題問数の割に範囲が広いのだけど、「そこまで突っ込んだことは聞いてこないだろう、突っ込んだこと聞かれたら他のみんなもわからない」と割り切って、ケータイ司法書士を最後に読めば点は取れると思って一気に読んだ

ここで夜中0時半くらい。寝ようかどうか迷ったけど、昼間に寝たせいか全然眠くはなかったので、ノルマの続きをこなすことにした。

伊藤塾入門講座テキストのページを抜粋したもののをざっと確認して、④ケータイ司法書士の付箋を貼っておいたところをざっと確認したところで時刻は夜中の1時半くらい。

ここで眠気も襲ってきたけど、最後⑤ケータイ司法書士の不動産登記法記述、商業登記法記述のひな型だけ確認出来ればノルマを達成してやることやったと思って本試験に臨めると思ったので、最後の力を振り絞ってひな型を確認。確認といってもひな型をパッパパッパと速読のような感じで目を負うだけにして、とりあえず全てのひな型に目を通すということに重点を置いた。

夜中2時半頃に全てのひな型に目を通し終えた。商業登記の「役員の氏変更」とか「抹消、更正」の書き方を最後に確認できて良かった。

ノルマ達成した安堵感と満足感

今日やろうと思っていたノルマを達成したことは、精神的にとても良い影響を与えたと思う。

今日だけじゃなく、10日前から計画してきたことを、毎日淡々とこなして全てやり遂げたことが自信にも繋がった。

ちょっとした高揚感・ワクワク感から3時頃までは寝ることが出来なかった。

(去年は少しの不安から寝つきが悪かった気がするので、今年は気持ち的に全然違うなーと思った)

やることは全てやった。

明日、平成30年7月1日はいよいよ平成30年度の司法書士試験の本試験。

「平成最後の年の試験で受かって、最後の受験にしたい」と思いつつ、眠りについた。

朝から試験前まで

目覚めから出発まで

朝6時半頃に目が覚めた。昨日は夜中の3時頃に寝たので、あまり寝れてないせいか目覚めがあまりよくない。ホテルの枕が硬かったせいか、ちょっと肩がこっている気もする。

(でもホテルの枕が悪いわけではないねん…枕は柔らかいのと硬いのと2つ用意してくれていて、普段は柔らかめの枕で寝ているのに、なぜかこの時に硬い枕を選んでしまった。なんで普段と違うことをしてしまったんやろ。。。)

7時から朝食。朝食はバイキング形式で、美味しそうなものが沢山並んでいたので、モリモリ食べられた(^^)「『緊張で食事が喉に通らない』なんて状況とはかけ離れているな、今日はイケるかも」と思う。

7時半頃から入浴。ホテルに大浴場があったので、シャワーを浴びて、ゆっくり湯船に浸かって体のこりをほぐす。

8時から8時半頃まで、ベッドの上で横になったりスマホいじったりして部屋でゆっくり過ごす。8時半にチェックアウトして、近くのコンビニへ。コンビニでお昼に食べるおにぎり2つとロールパン、ペットボトル500mlを買った。

いつもはペットボトル600mlの方がお得だなと思ってそっちを買うのだけど、ふと、「確か会場に持ち込めるのは500mlじゃなかったっけ?」というのが頭をよぎり、500mlを買った(^^;)。

おにぎりは、本当はいくらとか明太子が好きなんだけど、これも誰かが「生ものはもしかしてアタルことがあるからやめとこう」と言っていたのを思い出して焼き鮭と梅にした。

普段はいくらとか食べてあたることはまずないのに、なぜかこういう時だけ「もしかして…」と思ってしまうのはなんでやろ。ちょっとした不安は全部取り除きたいと思う心理やろか。

試験会場入りしてから

歩いて試験会場に到着。8時50分。試験会場から歩いて5分くらいのホテルをとっていたので、朝の電車の遅れを気にしたり、電車に乗って疲れるストレスがないのは良かったな、と思う。

会場に着いて、まずトイレへ。去年は午後の試験の途中にどうしてもトイレに行きたくなって、我慢しようにもしきれず、途中でトイレに行って時間をロスしてしまったので、今年はこまめにトイレに行くようにした。

トイレから出て教室に行くと、ちょうどドアが開いたところだったみたいで、皆が一斉に教室に入る流れに乗って入室。去年も同じ場所で同じくらいの受験番号だったので、席次表をみることもなく、あたりをつけて机の方へ向かう。

去年は「どんな人が受けているんだろう」と思ってまわりを観察したりしていたけど、今年は「どんな人が受けてようが関係ない」と思って、まわりを見渡すことはしなかった。まわりの人を見ることで変な緊張感が生まれるのを回避するためにも、まわりを見なかったのは良かったと思う。

8時55分頃、試験委員から「9時5分から注意事項の説明をします」というアナウンスが流れる。あと10分くらいをどう過ごそうかと考えたけど、最後に確認したい箇所を確認することにした。

試験会場に持ち込んだテキスト類は、これ。

  1. 伊藤塾入門講座のページの抜粋
  2. ケータイ司法書士6冊(択一対策4冊、記述対策2冊)
  3. まとめノート
  4. 昨年(平成29年度)の本試験問題
  5. メンタル面を落ち着かせる言葉を書いたメモ

①伊藤塾の入門講座のテキストは、ルーズリーフ形式でページ毎に切り離せるので、最後まで覚えられなかったところや不安が残るページを切り取って持ってきた。

ケータイ司法書士は要点がコンパクトにまとまっているので、会場に持っていく教材としては最適。最後に確認したい箇所に、事前に付箋を貼っておいた。

③まとめノートは、①や②でテキストを見るだけではどうしても覚えられないところを、自分なりにまとめて書いておいたもの。

④昨年(平成29年度)の本試験問題は、本試験問題の冊子の紙質や、問題分の分量等を直前に把握することで安心感を得るため。

⑤のメモは、あいだ〇つをや「人生を輝かせる〇〇の言葉」みたいなものではなくて、予備校の直前講座で講師が言っていたことで自分の中でしっくりきたことや、友人等からかけて貰った言葉で良いと思ったものを書きとめたもの。

試験委員の説明が始まった

ざっと①と②を見返して、④を手に取ってパラパラとめくって、⑤のメモをみたところで、9時5分がやってきた。(③のまとめノートは主に午後の内容を書いたものだったので見なかった)

9時5分から試験委員の説明が始まる。まずは机の上に置いてある成績通知用の封筒に住所と名前を書くように、との指示。その後、マークシート、問題冊子の順に配られる。

マークシートに早く受験番号や名前を書きたいのに、説明が長い…。先に書かせてくれた方が皆も安心すると思うのに、なぜいつも説明が先なんだろう?説明終わらずに受験番号や名前書く時間が、本試験の時間へ喰い込まないか、なんて心配をしてしまう。多分そんなことはないように試験委員は考えて説明しているだろうから、いらぬ心配なんだろうけど。

長い説明が終わり、やっと受験番号と名前を書く時間に。書いた後に何度も何度も見直し、書き間違いがないことをチェック。書き終わった後から試験開始まで何分間かの沈黙の時間。何ができるわけでもなく、ただ待つだけのこの時間が一番嫌い。。。目を瞑って精神を落ち着かせることに集中することにした。

…と、突然試験開始1分前くらいに「ハンドタオルやタオル類は鞄にしまって下さい」というアナウンスが!

「え!なんで?」

自分は手に汗を書くのでハンドタオルは必須アイテムで、ふわふわしたタオルの質感が心を落ち着かせるのにも一役買っていると思っていたので、この直前も直前にタオル禁止令がでるなんて、ショック!おそらく、受験生から「タオルは持っててもいいですか?」とかいう質問をして試験委員の判断で「一律禁止じゃー」ってなったんやと思う。

余計なこと質問する受験者って必ずある一定数いるよね~。と一瞬思ったけど、まぁこれもちょっとした想定外のことに対応する試験開始前の訓練かな?なんて思い冷静に対応した。

その後のちょっとした間の後、「始めてください」のアナウンス。

平成30年7月1日9時30分、午前試験の本番が始まった。

午前その1民法・刑法・会社法

「始めてください」の合図とともに、遂に始まった平成30年度の司法書士試験。開始直後はこれまでにやることやったという自負からか、全く緊張はしなかった。

民法親族・相続法(第20~23問目)

まずは第20問の民法親族法から。1問目の憲法や4問目からの民法総則は考えて解く問題が多いので、試験開始直後のまだ頭が回っていない状態で解くのはパフォーマンスが良くないことをこれまでの模試や答練で感じていたので、単純に覚えているか否か、知っているか否かで解ける親族相続から解くことにしている。

第20問目は夫婦の財産関係に関する問題。「え、法定財産制?」まさかのこれまでに見たことない肢が初見に…。でも直前期に民法のテキストを読み込んでいて、テキストにチラッと書いてあった夫婦の法定財産制を読んでいたので、そこから知識を引っ張り出して判断することが出来た。例年だといきなり見たことない肢が出てきたらテンパっていたと思うけど、今年は見たことない肢を脳内にあった知識を引っ張り出して判断できたことで「これはイケる」という感覚になることが出来た。(正解肢のイとエが基本知識だったので、アの肢で判断する必要は無かったのだけど。)

第21問目は認知に関する問題。「キター、認知」。ケータイ司法書士でもテキストでも認知は何度も読んだので「ヨシっ」って感じで取り組む。軸肢と組み合わせで自信を持って解答。

第22問目は共同相続。これも正解肢が基本知識だったので直ぐに解答して次へ。

第24問目は相続人不存在。単純正誤。「1よく分からん、2全く分からん、3よく分からんけど×かな…、4よく分からんけど○かな、5よく分からんけど×かな。。。え、全然分からん。でもなんとなく4が○だと思ったから4にしとこ。どこかの予備校の講師が迷ったら4とか言ってたし。」全然自信なく解答した。でもここでもヤバいヤバいとは思わずに「これ多分他の皆も出来なそうだから捨て問だろうな」と冷静に客観的に捉えて次に進むことができた。(実際に捨て問なのかどうかは分かりません。あくまでその時そう思ったということです^^;)

刑法(第24~26問目)

第24問から刑法へ。始まる前は「刑法どんとこい!」と思っていたので刑法は臆することなく取り組めるつもりだったのだけど、「え、文書偽造?刑法1問目は財産罪じゃないの?」と多少面喰いながらも問題文を読む。文書偽造の罪は少し苦手意識があったのだけど、これも正解肢が基本知識だったので解答できた。

第25問目は自首。「え、自首・・・?1問目が文書偽造で2問目が自首?今年の刑法どうなってんだよー」と思いながらも問題文を読む。アもイもウも良く分からん…。エだけ分かってオも分からん。エを軸肢にして組み合わせのイとオで判断。オがなんとなく根拠もなく×だと思ったのでイとエの組み合わせの4を選択。(結果、正解はアとウの1だったので、全くかすりもせず間違えていたのだけど笑。)

刑法なんか嫌な感じやなーと思いながら第26問へ。ここでやっと生命・身体に対する罪という見慣れたキーワードが目に入ってきた。「ほっ。。」露出説とかPTSDとかあまり見たことない肢に気を取られたけど、見慣れた肢があったので、それを軸にして判断。「なんで財産罪とか放火とか出してくれへんねん!」と勝手な思いを抱きつつ、会社法へ進んだ。

会社法・商法(第27~35問目)

第27問からは会社法。会社法1問目は設立の問題がお決まりなので、今年も設立が出て安堵感ハンパない。発起人の責任とか苦手な肢もあったけど、過去問知識やテキストの知識で解答を導いて次へ。

第28問目は譲渡制限株式。○を選べなのに○だと思う肢は自信が無かったけど、×だと思った肢に自信があったので、消去法で○のものを選んで次へ。

第29問は新株予約権。「新株予約権って出るとこ決まってるよな、ありがとー試験委員」と思いつつ、解いてみたらそんなことなかった汗。知らん肢があったけど正解肢が自信もって選べる肢だったので、それを選択して次へ。「今年の試験、知らん肢混ぜながらも正解は基本知識で導けるように問題出してくれてるんじゃないか?」という思いが頭をよぎる。

第30問目は株式会社と取締役の取引。「利益相反かな?」と予想を立てる。予想あたって利益相反が主な問いだったこともあり、抵抗なく問題に取り組めた。でもこれも即判断できる肢が少なくて迷ったけど、軸肢判断でとりあえず答えを選択して次へ。

第31問目は監査役の問題。「ここでキタな、オーソドックスな問題、ありがとー」と思いつつ解いたら案の定基本的な問題でさらっと答えを出して次へ。

「たまに交じってくるこういう基本問題安心するわぁ」と心の中でつぶやきながら第32問目へ。「持分会社!文章短っ!」問題も易しくて即解答で次へ。

第33問目は社債管理者。「マイナー問題きたな、コノヤロー。でもマイナーな問題って単純な知識で解けることが多いから解けるはず」と思って取り組んだけど、「え、知らない肢ばっかり…イの社債管理者は各社債の金額が1億円以上である時は不要ってことしか分からん」となって、イを軸にとりあえず選択して次へ。「やっぱり試験委員って意地悪やな…」と思い前言撤回。

第34問は吸収合併。「組織再編は落ち着いて会社形態の把握したら解けるはず。しかし毎度のことながら組織再編の問題文って長いな。」と思いつつ難なく解いて次へ。

第35問は場屋の主人の責任。「え!場屋の主人!?なんでこんなマイナーなとこから出すねん!必死で覚えた商行為の問題とか出してくれよ」と思いつつ取り組んだ。「ア○、イ○、ウ○、エ○、オ○…。×選べやのに全部○に思える、ガーン。もっかい見直そ。アは絶対◎、イも絶対◎、ウはもしかして×かな。エも絶対◎やし、オは多分○…。ということは組み合わせでウとオが×で正解肢かな」という感じで解いた。「場屋の主人の問題とか、重箱のスミから問題出してくるねんな。(←あくまで個人の勝手な感想です)」

民法親族相続、刑法、会社法・商法を解いて、次は第4問目の民法総則へ。

ここまでかかった時間は正確には忘れたけど、「落ち着いて解けてるし、時間もあるし今年はイケる!」とこの時点では思ってたような気がする。

午前その2民法・憲法

民法総則(第4~6問目)

第20~35問目までを解き終えて、第4問目の民法総則へ。「民法の1問目は難しいの出して揺さぶってくるやろな~」と思っていたので気を引き締めて向かったのだけど、無効と取消しの問題で基本知識で解けるものだったので安心した。

第5問目は代理。「キタ、代理。絶対出してくるよなー。代理好きやなー」と思いつつ取り組み、これも即判断で解けた。この時点で「民法イケるかも?」とまだ2問しか解いていないのに思っていた気がする。

第6問目は時効。「時効も頻出やな。イケるはず」と思て解いたら、これも基本知識で正解できる問題だったので即判断して次へ。

民法物権(第7~10問目)

第7問目は物権的請求権。「物権的請求権って物権的登記請求権とか物権変動的登記請求権とか債権的登記請求権とか、なんかややこしいやつやんな…」とちょっと不安を抱きつつ肢検討へ。でも予想とは違って、単純な明渡しの問題だった。予想が良い意味で外れて良かった。

第8問目は即時取得。「即時取得!この4年で何度となく繰り返したことか!絶対解けるはず」と思い問題へ。自信の通り、迷うことなく選択して次へ。

第9問目は相隣関係。「相隣関係!またマイナーなところから出してきたな。肢の文章短くない?しかも単純正誤!」と思いつつ問題へ。『3自動車による通行を前提とする囲繞地通行権は成立しない』…知らんがな。とりあえずこの肢は保留。5が〇だと思ったと3の肢が判断できず確信が持てない。ここで考えた。「例えば歩けないおばあさんとかお迎えの車で出られないと困るよな。だから×だ。」と。この考えが合っているかは分からないけど、とりあえず次に進もう・・・。

第10問目は立木の共有。「立木久しぶり!共有は頻出!また肢の文章短くない?」問題は基本事項だったので即判断して次へ。

民法担保物権(第11~15問目)

第11問目は地役権。「まぁ用益権といえば地役権か地上権やわな。しかしまた文章短いな・・・」と思いつつ、これも基本事項だったので即判断で次へ。ここまでで民法はリズムに乗っていい感じで解けている感触があった。

第12問目は先取特権。「また肢の文章が短い。これって条文知識を単純に出してるんかな?」ウの『一般の先取特権は不可分性を有しない。』という肢で何故か一瞬迷ってしまったけど、「法定物権は不可分性あり」という言葉がどこからともなく降りてきて正解肢を導き出して次へ。

第13問目は留置権。「留置権も聞かれること決まっているやろから大丈夫!」と思いつつ解いたら、案の定基本事項だった。

第14問目は抵当権。「〇を2つ選ばないといけないのに、〇だと思うものが3つある…。組み合わせでも答えを出せない、ヤバい。イかオかどっちかが×なんだろうけどどっちだろう…。」イは『取り替えたガラス戸には抵当権の効力が及ばない』と書いている。取り替えられたガラス戸は抵当権設定時にあった従物じゃないし〇だよなぁ。。。オは『競売実行から6か月は建物留置できる』って書いている。そりゃそうやからオも〇だよなぁ。よく分からんけど、取りあえずイとウが〇の3を選択して次進もう。(←結果、ウとオが〇の5番が正解だったみたい。イに『承諾を得て取り替えた内外を遮断するガラス戸』って書いているから抵当権の効力が及ぶんな?間違えてしまった^^;)

第15問目は譲渡担保。「譲渡担保って事例出てきたらややこしいから嫌やな。」と思いつつ問題へ。ズバリ事例問題で嫌な感じ。。。でもそこまでややこしい事例じゃないと感じて、1肢迷ったものがあったけど組み合わせでなんとか答えを出して次へ。 迷ったものもあったけど、民法総則・物権・担保物権は良い感じで解き終えて、いよいよ債権へ。

民法債権(第16~19問目)

第16問目は詐害行為取消権。「詐害行為取消権!なんの根拠もないけど、なんか今年は詐害行為取消権が出る気がして直前に勉強していてラッキー。初めて出題予想の勘が当たった!」と意気揚々と問題へ。1肢△で判断したものがあったけど組み合わせで答えを出した。

第17問目は弁済。「弁済って日常生活でもすることやし簡単そうに聞こえるけど、問題解くのはなんとなく苦手。」恐る恐る問題へ。エの『特定物の引き渡しはその物がある場所でしなければならない』っていう肢を初めは〇にしていて答えが出なかったのだけど、「いや待てよ、確か”弁済”はその場所でしないといけないっていうのは見たことあるけど、引き渡しってその場所でせなあかんのやったけ?」という考えが頭をよぎって、このエの肢を×にして答えを出した。(判断基準が合っていたのかは分からないけど、結果正解しているみたい。)

第18問目は契約の解除。「解除かぁ。。。なんか今年入って一時期、解除の内容が分からなくなってテキスト何回も読み直したな…」と思いつつ問題へ。〇を2つ選ばないといけないのに、〇だと思うものが4つもある、ガーン。とりあえずイは×だし、ウはもしかしたら×かもしれないし、アは自信なく〇だし、組み合わせで残ったエとオの5番が正解かなぁ。。。結局最後まで自信なかったけどとりあえず5番を選択して次へ。(結果、5が正解のよう。)

第19問目、いよいよ債権の最後、そして民法最後の問題。委任と請負。「まぁ委任と請負は頻出やわな」と軽い気持ちで取り組んだけど、「え、全然分からん。一個も正解だと思うものがない。」答えを導くのに関係なさそうなイの肢だけ自信もって判断できるけど、他が全然分からん。他の事例を持ってきて当てはめたりしてみたけど、寄託とか貸借とか似てるようで違う規定が結構あったりして、余計に混乱してきた笑。考えてもどうしても分からかったので、なんとなく(本当になんとなく)これかなと思った5番を選択して次に進むことにした。ここで初めて全く答えが分からない問題に出くわしたけど、俯瞰してみて「民法は全体的にそれなりに解けているはずだからここで落としても大丈夫」と言い聞かせ、分からないからと言ってパニックに陥ることなく民法の問題を終えた。次はいよいよ憲法へ。

憲法(第1~3問目)

民法が終わって憲法に行く前に、ちょっとトイレに行きたくなった。時間は確か10時50分くらいだったと思う。

トイレに行く時間は十分にある。「行こうか行くまいか。でももしかしたら憲法で1問10分使って30分必要かもしれない。トイレに行っている暇はないかも。我慢できそうだし我慢して憲法解こう。」という判断でトイレは我慢して憲法の問題を解くことにした。

通常であれば、文章題が出て考える時間に10分必要なこともあるだろうけど、3問とも10分必要なことなんてまずないだろうに、この時は1問10分、合計30分必要かも、と本気で思っていた笑

憲法1問目はプライバシーに関する問題。まずはアの肢を見る。「え、少年法?知らんがな。」と思ったけど、内容読んだら少年法関係なくても当てはまる内容だと思ったので、取りあえず〇をつけて次の肢へ。「イは自信ないので△、ウとエが×で、オが〇だから、組み合わせでアとオが〇の1番が正解だな。自信ないけどとりあえず次進もう。」迷ったけど、時間的には余裕があったので、この時には気持ち的に余裕を持って解けてたような気がする。

第2問は法の下の平等。「昨日の夜にケータイ司法書士で読んだやつやな、よし、多分イケる。」と思いつつ問題へ。全肢を判断は出来なかったけど軸肢判断で答え出して次へ。

いよいよ最終問、憲法第3問目へ。憲法第3問目は条例制定権。そして文章問題。「文章問題は憲法の知識がなくても、時間かけたら国語の問題として解けるはず。」と思い、文章を読み始めた。これまた昨日の晩に読んでおいた内容がそのまま出たので、うんうん悩むことなく解けた。「前日とか直前にざっと見直すことで役立つことって結構あるんやなぁ。」と実感しつつ、ひとまず全問解き終えた。

一通り解いたので、後で見直そうと思っていた問題を見直した。

午前その3見直し

チェックタイム

ひとまず全問解き終えたところで、確か時間は11時5分前後だった気がする。残り25分弱。まずケアレスミスチェックをした。

ェック項目は、①〇を選べなのに×を選んでいないか ②マークミスがないか の2点。

①は、過去の模試とかで、2つ組み合わせが出来た時点で「これだ!」と思って反対の選択肢を選択することがあった。後で見返すとなんでそんなことしたんやろう、と思うけど、焦ってたり緊張していたりすると、そんなこともしてしまうもんだ。今日は緊張もしていないし焦ってもいないので、そんなことはしていないだろうという自信はあったけど、念には念を入れて全問チェックした。

②のマークミスが無いかのチェックは、例えば問題冊子では3を選択しているのに、マークシートにはなぜか4をマークしているというミスがないかのチェック。そんなことせーへんやろ、と思うけど、昨年の午前の試験でマークミスをしてしまったという反省があるので、これも念入りにチェック。全てのチェックを終えて、次は再検討すべき問題の見直しタイムへ。残り20分弱。

見直しタイム

結構リズム良く解いたつもりだったのだけど、あとで見直すものとしてマークを入れていた問題が結構あった。

マークの入れ方は、①これは絶対見直し(全然自信がないもの)②時間があれば見直し(多分合っているだろうけど、もう一回確認したいと思ったもの)の2段階でしていた。

まずは①の絶対見直し問題へ。正確には何問見直したか覚えていないけど、3~4問くらいだったと思う。

の中でやっちまった痛恨の極みは第23問の相続人不存在の問題の見直し。当初は4番で正解肢を選択していたのに、見直しタイムで5番が正しいと思い直して、解答を5番に変えたら、結果4番の方が正解だったというもの・・・。「選択肢を変える時は、大体は始めに選択していたものの方が正解やから慎重に」っていう言葉は頭に過りました、、、でももともと4番も自信持って選択したものではないし、見直しタイムで時間をたっぷりかけて考えて5番だと思ったから5番に変えました。。。少し後悔だけど、その時に現場の判断でそう考えて判断して変えたのだから、仕方ないのかなとも思う。。。

①の絶対見直しの問題を見直したら、残りは5分くらいだったと思う。②のできれば見直しの問題を全部見直す時間はないと思ったので、ざっと目で文章の表面をさらう感じで見直してマークミスが無いかを確認。

最後にもう一度受験番号や氏名に間違いがないか確認し終えたところで、「終了して下さい。」のアナウンスが流れた。もう二度と来ない平成30年度司法書士試験の午前試験が終わった。

お昼休み

午前試験終了直後

「あー終わった!終始緊張せずに落ち着いて解けて良かった。

でも去年の本試験後に感じた『良く出来た』って感じは無かった。愕然とするほど出来なかったという訳じゃないけど、飛び切り出来たっていう感覚もない。

去年よりは難しかったのかな?基準点は少し上がるんかな。でも試験を受けた直後の感想と実際に取れてる点数は大体違うと予備校の先生が言っていたし、『自分は出来たんだ』と思って午後に備えよう。

午前試験はもう終わったことだから忘れよう。」

みないなことを午前試験が終わった後に思っていたと思う。

ちょっと外の空気を吸おうを思って教室外へ。外に行く時に予備校の友達に偶然会った。

「お疲れ~。これ午前の基準点上がるんちゃう?」

「・・・。」

お昼休みに午前試験の感想はお互い言わないっていうのが暗黙のルールちゃうん笑?と思ったけど、そんな暗黙のルールは自分が勝手に思っていただけみたい^^;。

一瞬、「え、そうなん?そしたら自分は思ったより出来てないかも…」と思ったけど、よく考えたら友達の予測なんてあてにならないし、さっきの基準点上がるかもという発言は気にせず忘れることにした。

ちょっと外の空気を吸ってリフレッシュして、席に戻ってお昼ご飯へ。

お昼ごはん

お昼ご飯は朝に買ったおにぎり2つとロールパン。

おにぎりを食べながら、ケータイ司法書士の付箋を貼ったところや、記述のまとめノートを見直したりしていた。おにぎり2つを食べたところでおなかがいっぱいになってしまい、ロールパンは食べるのを止めて、鞄に忍ばしていたアルフォートを2つを食べた。甘いものは脳に良いっていうし、アルフォートを持っていっててよかった^^。

直前に見直そうと思っていたものも見直せ、12時半開始の試験説明まであと20分弱。ギリギリまで寝て、直前にトイレに行くことにした。ここであまり無理してあれもこれも詰め込もうと思って勉強しても頭にそこまで入るとは思わなかったし、午後は3時間の長丁場で集中力もいるから、少し頭を休めるのが賢明だという判断をした。

試験会場はお昼休みだけど、まわりで話している人もほとんどいなくて静かだった。机に突っ伏して、ゆっくりと脳と目を休めることが出来た。

12時半前に起きてトイレへ。去年の午後はトイレタイムに時間を取られてしまったという反省があったので、出るものは全部出しとこうって感じでトイレに行った笑。

トイレから帰ってきてすぐに「これから午後試験の説明を始めます。」とのアナウンスが流れた。

午後試験の説明

午後試験の説明が始まった。

答案構成用紙、不動産登記記述の解答用紙、商業登記記述の解答用紙、マークシート、問題冊子の順に配られた。

また説明が長いだろうという予測をして、まずは記述解答用紙の枠の確認をした。

まずは不動産登記。「え?申請欄は合計5枠?6~7枠埋めるのが最近のトレンドちゃうん?5枠って枠ズレしたり登記の目的原因間違えたら大幅減点やんな…いつも以上にちゃんと検討せな。でも枠が減ったってことは検討事項も少なくなって記載量も少ないから時間的には余裕があるかも?」という思いが。

次に商業登記の記述解答用紙の確認。「いつも通りの2件申請で形式は例年通りやな。3欄で登記できない事項を書かせて、、、え?4欄?4欄ってなんだろう・・・3欄で登記出来ない事項書かせたあとに何書かせるんやろ。全然予想がつかへん。まぁでも3欄とか4欄とかそこまで合否に影響せーへんやろから、あんまり気にせんとこ」ってなことを思っていた気がする。

試験の長い説明が終わって、マークシートと記述解答用紙に受験番号や氏名を書いて、いざ午後試験本番へ。

「始めてください」の合図とともに平成30年度司法書士試験の午後試験が始まった。

午後択一その1民訴・書士・供託法

午後はまず始まりとともに、商業登記記述の解答用紙の添付書面の欄にボールペンで「定款1通、委任状1通」を書いた。普段の勉強でたまに定款と委任状を書き忘れることがあったので、まずこれを書くことにしていた。定款は不要なこともあるけど、委任状は(解散とか一部を除いて)絶対必要なので、書いておいて損は無いという判断から。

次に答案構成用紙に会社形態の把握の記号(公/ ト/ 大/ 株/ ※)と時系列線だけ引いた。これは記述解く時に書いてもいいのだけど、いきなり択一の問題に当たって頭使うよりも、まずは無意識に手を動かすことで一呼吸置くのが良いと思っていたので書くようにしていた。

(※「公」は公開会社か否か、「ト」は取締役会設置会社か否か、「大」は大会社か否か、「株」は株式会社か否か、をチェックするための記号。)

始まりのルーティンをこなして択一へ。午後の時間配分と解く順番は「択一70分→商業登記記述50分→不動産登記記述60分。場合によっては択一80分、商業40分でもOK」と決めていた。択一→不登→商登の順に解く人が多いらしいけど、自分は商業登記の方が安定して点が取れると思っているので、記述は商業登記から解くことにしていた。

択一は素直に1問目の民訴から順番に解いていった。(ちなみに自分は5肢全部検討して答えを出す『全肢検討』で問題を解いている。)

民訴(第1~5問目)

第1問目は訴訟の承継。「訴訟の承継って参加承継とか引受承継とかでテキストのページ数も少なかったよな。基本知識で解けるかな。」と思いつつ問題へ。ア◎、イ分からん、ウ分からん、エ分からん、オ◎。イウエが分からんけど、アとオが絶対◎で組み合わせに”1アオ”があるから1番を選択して次へ。午後は時間が無いので、分からない肢は検討せずに次へ進むことにしていた。

第2問目は確認の訴え。「確認の訴えで丸々一問って珍しいな。」×を選べなのに、アとイとオの3つが×だと思う…。アとオが絶対×だと思うけど、イも×な気がする…。イが○な理由が分からんけど、絶対×のアとオの組み合わせの2番を選択して、不安を残しつつ次へ。

第3問目は文書の証拠調べ。「文書の証拠調べは過去問でも難しい問題って出てなかった気がする。」と思いつつ問題へ。でも○を選べなのに、また○だと思うものが3つある…。どれも同じく○に思う…。全く分からないけどなんとなくウが×かもしれないと思って ” 1アイ”を選択して次へ。(結果、答えは”2アウ”だったみたい。やっぱり根拠もなくエイヤーで答え出したのは間違えてるな笑)

第4問目は簡易裁判所の訴訟手続。「略式訴訟は簡裁か少額訴訟がなんとなく出る気がしていたので、簡裁キター」って感じだった。全肢を確実に判断することは出来なかったけど、軸肢判断と組み合わせで正解肢を選択して次へ。

第5問目は再審。「再審!!!?再審とか絶対出ないと思ってた!(絶対出ないなんてこと、この試験には無いのに^^;)」ちょっと焦りつつ、でも再審はハナから勉強していなかったので、もうこれは自分の中で捨て問、「間違えてもいいや」と思って問題に取り組んだ。ざっと肢を読んでみても、やっぱり分からない。多分考えても分からないし適当にこれかな?と思うものを選択して次へ進んだ。(結果、間違えていた。やっぱり適当に答え選択しても正解することはまずないな^^;)

民保・民執(第6~7問目)

第6問目の民保は執行。「民保は範囲少ないし、多分解けるはず」という気持ちで解いた。正解肢が結構すぐに分かったので、それを選択して次へ。

第7問目は民執で執行文。「執行文って丸々一問聞くほど論点あるっけ?」と思いつつ取り組んだら、案の定基本知識そのままって感じの肢で即判断して次へ。

司法書士法(第8問目)

第8問目の司法書士法は司法書士の業務について。「司法書士の業務についての問題は定番やな。イケるはず。」予想通り過去問でも頻出の内容で即判断出来た。

実は「司法書士法で間違えるなんて絶対嫌だ…」って勉強中から思っていたのだけど、直前の伊藤塾の模試で出た司法書士法の問題が全然分からなくて、「司法書士法落としたらどうしよう…」と少し不安になっていた。本試験ではオーソドックスな問題が出て安堵した。

供託法(第9~11問目)

第8問目から供託法。供託法の1問目は申請手続。×を選べだけど、ア○、イ○、ウ○、エ分からん、オ×、となって組み合わせでエオの5番を選択して次へ。

第10問目は弁済供託。「弁済供託とか見ると安心する。供託法の中でもど真ん中な分野を出してくれてありがとう。」と思いつつ問題へ。即判断で答え出して次へ。

第11問目は担保(保証)供託。「供託法は過去問解いてりゃ解けるっていうのはホンマやな。担保供託も頻出分野やん^^」とか思って解いたけど、ところがどっこい、組み合わせ使っても正解肢が出ない・・・Σ(゚д゚lll)ガーン。「考えよう、思い出そう、頑張れ自分。」よくよく一肢一肢を検討したら答えが出た。

ここまでで確か1時15分くらいだったと思う。良いペース。前半のマイナー科目を解き終えて、「民訴は難しかった。その他は易し目だった。」という感覚だったと思う。問題を淡々と解くリズムにも乗れていた。午前と同じく緊張も全くしていない。

次からいよいよ去年大失敗した不動産登記法。気合い入れてイコー!!

午後択一その2不動産登記法

前半のマイナー科目を解き終えて、不動産登記法へ。

不動産登記法は昨年の試験で大失敗した。時間に追われ、軸肢検討したけど、軸肢をことごとく間違えて撃沈。肢も長文なので焦って解いている状態では内容が頭に入ってこず、落としてはいけない問題もことごとく落としてしまった。

今年はその反省を活かして午後択一全体のスピードアップを図るために民訴系科目も力を入れてやったし、不動産登記法も必要以上に過去問解いた。ほんのちょっとの緊張を感じながら、いざ出陣。

不動産登記法 総論(第12~19問目)

不動産登記法の1問目、第12問は登記できないもの。「登記できないものは記述でも判断しないといけないことだし、答え出るはず。」と思いながら解いた。正解肢を即判断出来て次へ。

第13問目は登記事項とならないもの。形式は第1欄と第2欄を照らし合わせる表形式。「表形式って単純に文章を読んで判断するものじゃないから、リズムが崩れて嫌やなぁ。普通に文章に落として出してくれたらいいのに。」と思いつつも即判断で次へ。

第14問目は電子情報処理組織。「普通にオンライン申請って書けよ。」と悪態をつきつつ問題へ。確信を持って全肢は判断出来なかったけど、組み合わせで答え出して次へ。

第15問目は代位による登記の事例問題。「事例は図を書いて検討せなあかんし時間かかるな。でも落ち着いて解こう。」と思いつつ、問題へ。肢の文章が長い・・・。キーワードを見落とさないように慎重に検討して答えを出して次へ。

第16問目は却下事由。「過去問解いていた時に、却下事由の理由は覚えていなくてもなんとなく国語的な感覚で解けてたはず」と思いつつ問題へ。案の定「まぁそりゃそうだろなぁ。」という感覚で解いた気がする。

第17問目は登記記録問題。確か昨年は登記記録問題が出なくて(記憶が違っていたらすみません)、今年も出ないかな?と思っていたのだけど、出た。しかも内容が登記識別情報と登記完了証の通数を答えさせる問題。登記識別情報の通数は良いとして、「登記完了証の通数?!珍しい問題やな。」やはりこれまでの勉強であまり解いたことのない問題で、時間がかかった。そして確信が持てない。でもここで現役補助者としての経験が役に立った。登記完了後に届く完了証の通数を思い出しながら「あの時は1通だった、あの時は確か2通だった。」と確認するように思い浮かべて、なんとか答えを出した。

第18問目は印鑑証明書の添付。「印鑑証明書の添付もかなり勉強したので、多分解ける。」と思い問題へ。○を選べで、ア×、イ○、ウ×、エ×、オ○、と判断し、組み合わせ見たら”3 イオ”があったので、迷わず3を選択。(結果は不正解笑。どストレートに間違えた。)

第19問目は登記識別情報の提供について。「識別の問題は何度もやった。イケるはず。」と思いつつ、即判断出来て次へ。

不動産登記法 各論(第20~27問目)

第20問目は所有権の保存登記。さほど難しくもなく即判断して次へ。(この問題については、その時どう思ったのか全く思い出せない。なぜだろう…。問題冊子に○と×が迷いなく書いているので、多分即判断したんだと思う。)

第21問は相続絡み。「相続絡みは申請人や相続分を間違えないように、事例をちゃんと読んで解こう」と思い問題へ。イの「遺産分割による代償譲渡を原因とする所有権の移転登記は出来る。」という肢が分からなかったのだけど、大昔に解いた模試かなんかで「代償譲渡による遺産分割は出来ない」っていう問題があった気がして、イは×と判断して答えを出した。なんで出来ないのかは全く分からない。ただそのキーワードが思い浮かんだので×にした。

第22問目は賃借権。「去年は記述で賃借権出したし、試験委員は賃借権好きやなー。」(と、その時は思ったけど、今考えたら、用益権から出すとなれば、そりゃ賃借権が出る確率高いよな^^;。)×を選べで、アは△、イは×、ウは×、エ分からん、オ分からん、ってなったけど、組み合わせに”3イウ”があったので、それを選択して次へ。午後は分からん肢があっても組み合わせで答え出たら次々進むことを心掛けて徹底していた。

第23問目は質権。なぜか「動産質権と不動産賃貸の先取特権は同順位」という知識が思い浮かんだけど、内容は全然違った笑。基本知識だったので即判断して次へ。第24問目は抵当権又は根抵当権。「抵当権も根抵当権も記述でこれでもかってくらいやったよな。択一もイケるはず」と思いつつ問題へ。正解肢がド基本の内容だったので即判断して次へ。

第25問目は信託。「信託は最近の実務の流行り。一度仕組みを理解できてたら問題レベルで聞かれるのはさほど難しい内容ではないはずだから解けるはず。」と思い問題へ。素直に正解を出せたので、さらっと信託の問題とはおさらば。

第26問目は仮登記。「信託の次に仮登記かぁ。仮登記も勉強の初期の頃は苦労したけど、今は抵抗なく解けるはず。」これも即判断で次へ。

第27問目は登録免許税、そして表形式。「表形式、嫌やねん。でも計算は落ち着いて取り組めば答え出るはず。計算間違いだけはしないようにしないと。」と慎重に解いた。迷いなく組み合わせが出たので、それを選んで次へ。

不動産登記法を解き終えて

「不動産登記法はアッという間に終わってしまった。」という感覚だった。

去年はウンウン悩んで、焦って上滑りして間違いまくったのだけど、今年は悩みこむこともなく、リズムよく解けた感じだった。

良い精神状態で次の商業登記へ進めたような気がする。

でも商業登記で後悔することになるのだけど…汗。

午後択一その3商業登記法

去年の苦い記憶からちょっとした緊張感を持って取り組んだ不動産登記法も、自分の感覚では難なくクリア出来た。いよいよ最後の砦、商業登記法へ。

商業登記法は過去問は解けるのだけど、模試ではすこぶる点数が悪かった科目。必要な知識は多分揃っているのだけど、午後試験の時間が無い中で超集中して連続で問題を解いていって最後に解く科目なので、頭が疲れてミスをするんだと思う(という自己分析。)。

そうであれば商業登記を初めの方に解くということも考えたのだけど、やはり午後も午前と同じで知ってるか否かで判断する民訴系から解くのがリズムに乗れて良いと思い、解く順番は第1問から順番に解くことにした。

ささやかな抵抗として、不動産登記法が終わった時点で、深呼吸をして一息入れることにしていた。

商業登記法(第28~35問目)

不動産登記法が終わって、決めていた通りに深呼吸をして商業登記法へ進んだ。時間は確か13時55分だったと思う。

「あと15分で8問解けばいいのだから、1問に2分程度時間をかけられる。良いペースで解けている。」という感覚。でもこの感覚がこの後すぐに崩れていく・・・。

第28問目は印鑑の提出。印鑑の提出は今年なんとなく出そうと思っていたので、前日にさらっと復習していた。少し迷った肢もあったけど、正解肢を出して次へ。

第29問目は株式会社の設立。設立も毎年出るし想定内。でも文章が異常に長い…。しかも内容が細かい…。分からん分からんと思いつつも、組み合わせで何とか答えを出して次へ。

ここで時計を見たら14時00分近かった。「ヤバい…。1問に時間かけすぎている。」試験前に択一は80分かけて14時20分までかかっても良いと思っていたのに、いざ14時00分という時間を見ると、急に焦りが出てきた。事前に焦って解くのは絶対にいけないと思っていたのに、焦る気持ちが抑えられなかった。そんな気持ちのまま、次の問題へ。

第30問は現物出資。「現物出資は事例をちゃんと読めば解ける」と思っていたのだけど、焦る気持ちで肢を読んでいたので、全然内容が頭に入ってこない。しかも、これでもかというくらい文章が長い。そして○を選べなのに、○だと思うものが3つある。検討してもそのうちどれが×かも分からない。分からないながらもこれ×かもという肢を切って、”4 ウオ”を選択した。問題文が長くて検討に時間がかかってしまい、さらに焦る気持ちに拍車がかかったまま次へ…。

第31問は種類株式。「種類株式って検討事項多そう」もうここらへんでマイナス思考のスパイラル。さっきまでの不動産登記法を意気揚々と解いていた自分はどこへやら。苦しい気持ちを抱えながら一見で肢の判断をして答えを出して次へ。

第32問は解散後にできないもの。「肢の文章が短い!短すぎる!ありがとう涙。」これは即判断出来たので、少し落ち着きを取り戻し次へ。

第33問目は合併。「組織再編はどんな問題も文章長いんだよな・・・でも、ちゃんと読めば解けるはず」と思ったのだけど、書いている内容が全然頭に入ってこない。読み返そうにも時間が気になって、どの肢から読み返せば良いかも分からなくなって、プチパニック状態。よく分からんままに軸肢判断と組み合わせで答えを出して次へ。(結果、この問題は不正解。やはりこんな状態で解いた問題は間違えていた笑。)

第34問目は特例有限会社。「特例有限?多分解ける!」根拠も無くそう思った。ここでまた少し落ち着きを取り戻し、気持ちがもはや焦りと落ち着きのジェットコースター状態。正解肢が即判断出来たので、見直すことなく次へ。

いよいよ商業登記法の最後、択一試験の最後の問題、第35問。第35問目は持分会社。「持分会社も十分勉強した。イケる!」○を選べだったのだけど、ア×、イ×、ウ×、となった時点で選択肢を見て”5 エオ”をマーク。ここで初めて全肢検討せずにアイウの肢の検討だけで答えを出した。焦る気持ちから択一を早く終わらせたかった。

時計を見たらちょうど14時10分。予定の70分でなんとか終わらせることが出来た。でもここで後悔の念が…。択一は80分かけても商業登記の記述の時間短縮でカバーできると思っていたのに、いざ本番となると択一を70分で終わらせたい気持ちが強くなって、結果、商業登記法を焦って解いて、落ち着いて検討して解くことが出来なかった。

択一に80分かけてもいいのだから、商業登記法見直そうかな、とも思ったのだけど、焦って解いたから、ほぼ全ての肢が難しく感じて、どの肢を見直せばいいのかも分からなかった。後悔先に立たず。

もう見直すことは不可能だと思ったので、諦めて商業登記の記述へ進んだ。

記述式:商業登記法

択一を終えて、いよいよ記述へ。

択一の商業登記の解き方を後悔しつつ、商業登記の記述のページをめくる。

ここで一呼吸。一息ついたら「商業登記の記述はこれまで大枠外すことなく出来てきた。落ち着いて解いたら絶対イケる」と思えてきて、択一の事は忘れて記述を解くモードに切り替えられた。

1件目申請

問題と会社形態の把握

まずは問題文冒頭を読む。聴取日、処理対象会社、見るべき別紙、申請日を拾って、別紙1の会社の登記記録へ。

「え、清算人?解散している会社やん!」去年記述で解散が出たので、今年は解散関係は出ないと思っていた。やはりこの試験、思い込みや決めつけで範囲を絞るのは良くない(- – ;)。「でも清算会社ってことは会社継続か組織再編やろな?」とあたりをつけて、答案構成用紙に必要事項を転記していった。

転記が終わった後、1ページ目に戻って問いを読んだ。「1欄は1件目申請、2欄は2件目申請、3欄は登記できない事項、ここまではいつも通りやな。4欄は出来ない事項をするためのアドバイスかー。なるほど。」初めに解答用紙を見た時に「4欄って何?」と思った疑問が解決した。

聴取記録2、3、4

その後、注意事項を読んで、別紙8の聴取記録へ。「聴取記録少なっ。」聴取記録の1、2を読んだ後、別紙2の現行定款を読んだ。次に聴取記録の3を読んで別紙3の株主総会議事録の内容を見る。「あ、やっぱり①会社継続やん。」予想が当たってちょっと安心。「そして②取会設置、③監査役会設置、④取締役の選任、⑤監査役の選任ね。⑥補欠取締役の選任は今は登記せーへんから、登記事項は①~⑤の5個でOKやな。」

その後、聴取記録に戻って4を読み、別紙4の取締役会議事録を見る。「⑦株式無償割当てと⑧代取の選任と⑨支配人の選任ね。1件目は①~⑤と⑦⑧⑨の合計8つやな。」「支配人が取締役と同一人物やから、多分この後、代取に選任されて支配人辞任するやろな」という予想も立てておいた。

・・・そう、ここでとんでもないミスを\(◎o◎)/!。

別紙見るために問題冊子をパラパラしていたのだけど、別紙4を見ないといけないのに、いつのまにか別紙6を見てしまっていて、株式無償割当や、代取Aを書かないといけないのに、間違えて代取Bを答案構成用紙に書いていた(>_<)。

「別紙4と6って同じページの左側やし、同じく取締役会やし、パッと見の文字の分量も似てるし、どちらでも代取選任しているし…。これもしかして間違えさせるためのトラップやったんちゃう?」と後で思ったけど、多分こんな間違いしているの自分だけやろな^^;。

この試験の勉強始めてから、なんでも疑心暗鬼になって疑ってしまう癖がついた気がする。(←あとで解答用紙に書く時に、代取の住所と氏名を転記している時に気付いた。焦った。気づいてよかった。)

聴取記録5、6

聴取記録に戻って5と6と別紙5を読む。「監査役の社外性の判断!これ全然自信ない。。。」これまでに解いた問題だと社外性の要件は「○○は社外性の要件は満たしている」とか、「子会社の取締役である」とか丁寧に書いてくれていたものが多かったので、この形式での判断のさせ方に悩んだ。

結果、ほぼ社外監査役の人とそうでない人の判断を誤った涙。(今見返してみたら、普通に「Zゼット×」の公式に当てはめたら判断できるやんね…。)。

ここで1件目の解答を書いた。答案構成にメモした内容をひたすら書き写す。ここでふと「清算人って退任の登記申請するんやっけ?」と一瞬迷った。必至でテキストに書いてあったひな型を思い出した

「清算人の退任ってひな型には書いてなかったような。それに「年月日清算人○○退任」ってあんまり書いた記憶がない。清算人の退任は書かんでもええな。」と判断。

社外監査役が合っているか不安だったけど、とりあえずさっき判断した内容で書いた。Cを社外監査役と誤った判断をしていたので、「年月日重任 監査役C 監査役Cは社外監査役である。」と書いてしまった。

「社外監査役かどうかがなんか間違ている気がするけど、考えても分からなかったのだから仕方ない。次進もう。」ということで、2件目申請の内容へ。

2件目申請

聴取記録1、2

2件目の申請は、まず別紙9の聴取記録から。

「少なっ。」と思ったけど、去年もこんな感じだったので驚きはせず、まず1を読んで別紙6を見る。「①株式無償割当てね。決議機関もOKやし枠内発行でOK。別紙5にご丁寧に自己株式100株って書いてあったのは、ここで活躍するんやね。②代取選任。はい、連鎖して③支配人の代理権消滅ね。初めに予想していたのが当たった。」

聴取記録に戻って2を読む。「取締役死亡したから④取締役の変更ね。はいはい。」って感じ。ここで「死亡したから単に取締役を死亡させるだけって何か問題として簡単すぎへんか?」とは、思わず、補欠取締役をさっき選任していたことをすっかり忘れていた。。。

聴取記録3

聴取記録3を読んで別紙7の取締役会議事録へ。譲渡制限を廃止している。「譲渡制限廃止ってことは公開会社化やんな。出来そうな気がするけど、まだ登記できない事項がない。多分、こんな最後に譲渡制限廃止して、その後に連鎖する出来事もないから、これ、登記できない事項やろな。3欄で登記できない事項書かせた上に、4欄でわざわざそれを出来るようなアドバイスを書かせる欄を設けているってことは、登記出来ない事項がないってことはないやろし」といった考えが頭を巡り、取りあえず譲渡制限の廃止を登記出来ない事項にした。

ここまでの判断が終わったところで、答案構成用紙のメモを解答用紙に転記。定款はいらないことが分かったので、添付書面に始めに書いていた定款は削除した。

登記できない事項

第3欄の登記出来ない事項には、「株式の譲渡制限に関する規定の定めの廃止はできない。」とまず書いた。(”規定の定め”って書いたと思う。同じこと書いているやん。現場では気づかずそのままにしていた。記憶が完全な訳ではないので、ワンチャン”規定”とだけ書いてるかも。でも期待はせんとこ涙。

廃止出来ない理由が思いつかなかったけど、無理やり「今、取締役は2人だから、取締役会の最低人員を満たしていないから無理なんかな(←まだ補欠役員のことはすっかり忘れている。)」と思って、理由には、「当規定の廃止によりこの会社は公開会社になるため、取締役会が必要だが、現時点で取締役は2名しかおらず、取締役会の最低人数を満たしていない」みないなことを書いた。「そんな理由、これまで問題解いてきて一回も出たことないけどなぁ・・・」と違和感を感じつつも、これしか思いつかなかった。

アドバイス

第4欄には、「取締役を選任する」って書いた。「そら取締役足らんのやったら選任するしかないけど、”足らんから選任しましょう”って当たり前なことわざわざ書かせることやろか。」と思ったけど、ここでもこれしか思いつかないので、こう書いた。

見直しタイム(焦った)

全て書き終えて、ざっと形式面だけ見直したところで、時刻は15:00ぴったり。「よし、時間配分完璧!最後の砦、不動産登記法へ進もう!」と思って意気揚々としたのも束の間。。

不動産登記のページに戻るべく、冊子をパラパラめくっている途中で、”補欠取締役予選の件”って文字が目に飛び込んできたΣp(`□´)q ナニィィイイイ!!

「これは・・・・・・すっかり忘れていた。まずい。取締役死亡してるし、補欠取締役就任やん!!補欠取締役就任したってことは、取締役会の最低人数も見たしているし第3欄の登記出来ない事項の理由も第4欄も違うやん!!!マジ、ヤバしΣ(´□` ) ハゥ 」

答案構成用紙にも「H(補) I(補)」ってメモしているのに、全然目に入ってなかった。。。ここで参っている暇は無く、取りあえず「年月日取締役H就任 取締役の就任承諾書1通 本人確認証明書1通」を書き足した。

15:00過ぎているし、第3欄、第4欄をもう一度検討しようかどうしようか一瞬悩んでいると、ここでまた天の声が降りてきた。

『公開会社化したら①役員②4倍ルールに注意』と。「そや!4倍ルールやヽ(ヽ゚ロ゚)ヒイィィィ!!! 」なんで今まで忘れていたんやろ。まとめノートにも書いて何回も見ていたのに。発行可能枠と発行済数を見比べてみると、ビンゴ!!!4倍ルール違反!」さっき書いた第3欄と第4欄の記載を横線でぐちゃっと決して、理由を殴り書きした。

第3欄には「当規定の廃止により公開会社になるが、公開会社は発行済株式総数が発行可能株式総数の1/4以下でないといけない。当会社は4倍ルール違反。」と書いた。(今気づいたけど、内容逆やんね( ゚д゚)。)日本語的にも何とも言えない文章だけど、書かないよりはマシやろうと思って書いた。早く書かないと不動産登記に使える時間がどんどん減っていくヽ(;゚;Д;゚;; )ギャァァァ!!ΞΞ。

第4欄には、「発行可能株式総数を減らすか、発行済株式総数を増やす」と書いた。また「当たり前やろ、そら。」って思ったけど、「もういいや、第4欄なんてそんなに配点高くないやろ!」と最後は投げやりな気持ちになって商業登記の記述を終えた。

時刻は15:05。次は不動産登記法!

記述式:不動産登記法

商業登記の記述の興奮も冷めやらぬまま、いざ不動産登記の記述へ。

申請検討前

まずは問題文の冒頭を読む。「短っ。」冒頭文で①依頼人②処理対象不動産③依頼内容④登記申請日は最低知りたかったのに、②処理対象不動産と③依頼内容しか分からんやん。仕方ない、まずは登記記録見よっと。

登記記録を見る

別紙1の甲土地の登記記録へ。

「Σ(゚ロ゚;) !!さっき短い冒頭文の中で「甲土地について」って書いてあったのに、隣のページに別紙2乙土地の登記記録がある!どういうこと?!」と思ったけど、「もしかして問題の途中で乙土地が出てきて乙土地も申請させるんやろか・・・。でもとりあえず甲土地としか聞かれてないから、甲土地の登記記録みよっと。」てな感じで、まずは甲土地の登記記録を答案構成用紙に落とした。

「Σ(゚ロ゚;) !!地役権!!乙区に抵当権も根抵当権も無くて地役権!またなんとイレギュラーなこと。。。」隣のページを見たら、乙土地に承役地地役権の記録が書いてあった。「あ、そういうことか。承役地やから載せてるだけやんな。そやんな、「甲土地について依頼された」って書いてたもんな。」と、乙土地の登記記録がある理由が分かってちょっと安心。

答案構成用紙に登記記録の内容をメモした後に、「事実関係に関する補足」「問1、問2、問3」「注意事項」「添付情報一覧」の順に読んでいった。一通り補足的な情報を読み終えて、やっとこさ「事実関係」の把握へ。

申請一回目

今年は回答する申請件数が多くても5つしかないことが分かっていたので「枠ズレするのは以ての外、一個一個の細かいミスが大減点に繋がるやろな。」と思っていたので、いつもより慎重に、でも早く読むことを心がけて読んでいた気がする。

事実関係の把握。1~11

1 甲山司死亡。→「はい、相続絡みね。」

2 次に子死亡、前妻死亡。→「はい、数次相続ね。」

3 親族関係は別紙3。→「おー、全部書いてくれてるやん。しかもシンプル。代襲相続もなさそうやし、今回の論点はなんなんやろ?!」この時点ではまだ論点が見えず。

4 治子は認知症で成年後見人と成年後見監督人あり。→「認知症!監督人!あんまり見たことない記載や。ますます先が見えん。でも多分後見人からの申請やろな。」

5 治子は神戸に住んでる。→「住所キタ!住変かな。」と答案構成用紙に”住変?”とメモしようと思ったのだけど、治子の名前が見当たらない・・・。住変ちゃうんやろけど、何のために住所書いてくれてるんか分からん。

6 甲土地には建物無くて誰も住んでない。→「あ、治子が神戸に住んでるってのは、治子の居住用家屋じゃないよ、ってことか。てことはこの後許可絡みの論点くるかも?」

7 甲土地には地役権設定あるよ。→「知ってる。さっき見た。」

8 会社が甲土地買い取りたいと申し出。→「ふーん、そうなんや。」買い取りたいって言っただけやから、ここでは他に思うことはなかったような気がする。なんか連想せなあかんかったんかな?今でも分からん。

9 法定相続分の所有権移転登記をした後に、会社と売買契約を結ぶことにした。→「なんと!『法定相続分で所有権移転登記をした後に』って登記の内容を書いてくれている!なんて親切なん、今年の問題・・・」

10 遺言書も遺産分割協議書もない。→「法定相続分で所有権移転登記するんやもんなぁ。そらないやろなぁ。」

11 平成30年4月5日に申請。→「司法書士法務直子、お疲れ様。」

検討

ここで申請なので、ここまでの内容で申請すべき内容と件数を検討した。

売買は未だしていないから、登記が発生しそうなのが①司の相続と②昭子の相続しかないねんけど・・・。①所有権移転 年月日相続 ②持分移転 年月日相続 でいんやろか。。。申請する内容がシンプル過ぎるねんけど、なんか他に見落としてないやろか。」と、シンプルが故に、妙に他に見落としが無いか疑ってしまった。

相続やから許可もクソもないやろし、他に考えられる申請が思いつかん。これで行こう。」って感じで1欄の(1)に所有権移転、(2)に持分移転を書いた。ここですっかり「後見人と監督人」が絡んでいるのを忘れていた。普段あんまりやり慣れていないものって、読んだそばからすぐに忘れるんやな笑。

申請2回目

事実関係の把握。12~17

12 会社と別紙5の売買契約を結んだ。→「所有権移転時期、負担除去の特約付きね。」

13 後見人の許可。→「はい、裁判所の許可ね。」・・・後見人の許可と言えば裁判所、と思っていたので、監督人の許可だとは露ほども思わなかった。監督人の存在すら忘れているし・・・。

14 会社が代金支払い。→「はい、所有権移転の日は売買締結日じゃなくて代金支払った5月10日ね。」

15 司法書士に依頼。→「仕事くれて、ありがとう。」

16 売契の登原起案。→「キタコレ!原因書かせるやつやん。しかもシンプルに売買契約の内容!」とここで思っていたのだけど、ここでも後見人いること忘れていたので、後見人絡みの内容は書かなかった。

17 平成30年5月10日に申請。→「司法書士法務直子、めちゃ仕事早ない?聴取した日に全部書類揃えて、その日にしてるやん。めちゃデキる奴やな。」

検討

ここで申請なので、ここまでの内容で2回目に申請すべき内容と件数を検討した。

え、これも普通に売買で移転しか考えられへんねんけど・・・。件数検討するも何も、解答用紙に枠が1個しかないから、申請件数は1個やし。普通に「共有者全員持分全部移転」でいいんかな・・・。なんかさっきの2件と合わせてここまでシンプルなもん出すやろか・・・。」

と、思いつつも、これもまたこれしか考えられんかったから、解答用紙の2欄(1)には「共有者全員持分全部移転 年月日売買」の内容を書いた。添付情報はボロボロw。裁判所の許可やから(←この時点で既に間違えている。)誰の分の識別も印鑑もいらんやろ、という訳の分からない判断をして、(記憶が正しければ)共有者の誰の識別も印鑑も書かなかった。

(2)の原因内容は後で時間が余ったら書くことにしていたので、空白のままあけておいた。

申請3回目

事実関係の把握。18~20

18 地上権設定。→「へー、地役権者の承諾得て地上権って設定できるんやー。」この時点で、事実関係が残り3つ。そのうち1つは申請したことが書いてあるだろうから、事実関係は実質2つ。解答用紙の枠も2つ。「例年第3欄はシンプルにひな型書かせる問題が多い。もともと登記件数が5件と少ないし、ここで地上権設定を書かせないことなんてないやろう。」という判断をした。

19 地上権に根抵当権設定。→「さっき地上権設定せーへんかったら、この根抵当権も申請出来へんし、地上権設定登記申請で決定。しかし、単純に地上権設定して根抵当権設定しましたって、ほんまにひな型書かせたいだけの問題なんちゃうやろか・・・。」

20 平成30年5月25日に申請。→「司法書士法務直子、またその日に申請してる!地上権設定契約と根抵当権設定契約をその日にして、必要書類その日に集めて申請までするってスーパーウーマンやで。

検討

ここで申請なので、ここまでの内容で3回目に申請すべき内容と件数を検討した。

検討も何も、①地上権設定 年月日設定 ②2番地上権根抵当権設定 年月日設定 しか考えられへんねんけど・・・。申請人もシンプルやし、ちょっと変わっているのは地上権が区分地上権くらい?承諾が絡んでくるけど、ちょっと時間もなくなってきたし、添付情報の検討はほどほどにして、3欄書いたら2欄(2)の原因の記載に戻ろう。」てな感じで、解答用紙の第3欄(1)には「地上権設定 年月日設定」、(2)には「2番地上権根抵当権設定 年月日設定」を書いた。

地上権の権利者を始め「地上権者」と書いたのだけど、なんか違和感があって、ふと「用益権は権利者義務者」というワードが思い浮かんで、地上権者を消して「権利者」と「義務者」にした。地上権者と設定者と書いても問題ないんかな?よく分からんけど、覚えていたひな型通りに書いた。

(家に帰って急に「1番地上権根抵当権設定」って書いたんじゃないかと不安になったけど、どうか「2番~」と書いていますように。。。)地上権の内容の細かい書き方や添付情報に不安はあったけど、試験時間が残り5分くらいになっていたので、ここで第2欄(2)の原因の記載に戻った。

原因記載

「売買の原因記載って、①契約した→②所有権移転の特約あり→③代金支払った→④よって移転した、ってのがお決まりやろ。今回もほぼそれやん、そのまま書こう。」って感じで、全然内容を精査せずに書いた。

ここでも後見人の存在はすっかり忘れているので、後見人が許可得たことは書いていない。実務だとアウトやろな。

時間がないと思ったので、権利者義務者には会社名や個人名を書かず、”売主”、”買主”と書いた。普通当事者欄に(甲)誰々、(乙)誰々って書いてて、原因記載には甲乙って書けばいいやろ、と思ったけど、そうしたら(甲)と(乙)が誰でも良くなって問題にならんよね^^;。

見直しタイム

ここで試験時間は残り1分くらいだったと思う。ざっと記載内容を見直した。

ざっと見直して「良く書けている。」と思った反面、「本当にこの内容で良かったんかな・・・。」とも思う。記述って答え出るまで解答が合っている確信が持てないから、答え出るまで常に不安。。。

見直している最中に「試験終了です。」のアナウンスが流れた。

平成30年度の本試験が終わった。

終わった直後は「よくやりきった。一年間よく頑張った」と、妙に清々しい気持ちだった。

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