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今年、平成30年の司法書士試験当日の夜からこのブログを始めました。いつまで続くかと思っていたけど、4年間真剣に取り組んできたことなので、書き残したいことが次から次に出て来て、気づけば初めての記事を書いてから4カ月経っていました。
ブログを始めた頃は、「司法書士試験というニッチなカテゴリで、ただ自分が体験したこととか思ったこととかを書き連ねているだけやし、誰も見いへんやろう」と思っていたのですが、思っていた以上に検索やブログ村・SNS等から訪れて下さる方がいて嬉しく思っています。いつもありがとうございます。
この4カ月の間に、よく読まれていた記事をまとめてみました。
「司法書士試験非常識合格法」をタダで貰ったので読んでみた話
司法書士試験の情報をネットで検索している時に、クレアールの『司法書士試験非常識合格法』という本がタダで貰えるらしいというのを見つけて資料請求してみた。
読む前はあまり期待せずに読み始めたのだけど、「週に1回は休んでいいよ」とか「過去問の理解で十分合格できるよ」とか書いてあって、それまで受験生活を気負い過ぎて過ごしていた自分を精神的に楽にさせてくれた。
これから勉強を始める方や、もし受験生活に行き詰まりを覚えている人がいたらおススメしたい本です。
ケータイ司法書士という素晴らしい本と出会った話
ケータイ司法書士という本に出会わなければ、今年の合格もなかっただろうと思っているくらい、出会えたことに感謝している本。Aランクの知識の復習にとても役立った。
ケータイ司法書士を沢山の人に知って貰えたらいいな、と思ってこの記事を書いたので、読んで下さっている人が結構いて嬉しく思っています。
兼業でも毎日過去問100題解く計画をした話(司法書士試験勉強計画:択一編)
3年目までは「インプット重視・Aランクを完璧に」という方針で勉強していたのだけど、どうにも点数が伸びず、「アウトプット重視・Bランクまでとろう」という方針に方向転換して過去問を解きまくることにした話。
自分はもともと問題解いて理解していくアウトプット型の学習の方が得意なはず。なのに巷の情報で司法書士試験はテキスト中心のインプット重視の勉強がいいらしいというのを良く目にしたので、3年間インプット重視の勉強を続けていたw。
でも4年目にして「何か違う」と感じて、もともとの自分の勉強スタイルであるアウトプット型の勉強に変えた。仕事終わりに毎日100題解くのは本当に大変だったけど、結果に繋がったのでやって良かった。
オートマ過去問を学習初期に使って良かった話
いわずと知れた『オートマ』シリーズ。2年目・3年目は全科目、4年目は民法だけ『オートマ過去問』を使っていた。『オートマ』を解くことで、学習初期の頃にAランクの問題だけを肢別に解いて、ひとつひとつの内容を丁寧に理解できてよかった。
合格祝賀会で出会った多くの人も『オートマ』を使っていたので、受験生からほんまに支持されているんだなと感じた。
テキスト・過去問以外に読んで良かった3冊の司法書士試験関連本+1
基本的には予備校の教材と市販の過去問集しか使わなかったのだけど、短期合格するための方法を知りたくて『オートマ短期合格のツボ』を読んだり、民訴と組織再編を初めて学習した時にチンプンカンプンすぎて本当に分からなかったので、藁にもすがる思いで『小説で読む民事訴訟法』と『SOS!弱点強化 司法書士 会社法・組織再編とその登記』という本を読んだ。
副教材を増やすのは良くないと思うけど、民訴と組織再編については、この本を読むことで大枠を理解するのに役立ったので、読んで良かった。
基準点突破なるか?司法書士試験2018【自己採点】午前の部
試験の当日の夜に自己採点をした時の話。読み返してみると、ドキドキしながら採点したり、両親や友人への感謝の気持ちだったりと、試験当日の夜のことをリアルに書いていた。今
書けと言われても当日のことをここまで鮮明には覚えていないので、書き残しておいて良かった。
合格ゾーンを重い腰あげて使ったら意外に良かった話
今年は過去問グルグル高速回転法で勉強しようと決めて、LECの過去問集『合格ゾーン』に手を出してしまった話。
『合格ゾーン』は収録量がハンパなく多くて、分厚い問題集が何冊も並んであるのを見るだけで気持ちが萎えそうになっていたのだけど、千本ノック的に過去問を解くと腹を決めてしまってからは、『合格ゾーン』様様だと思えた。
自分のまわりには『合格ゾーン』を使っている人はいなかったのだけど、過去問重視の勉強をしようと思っている人には『合格ゾーン』をおすすめしたいです。
伊藤塾セレクションがAランクの知識の忘却対策に役立った話
過去問は1つに決めて、それを何回も繰り返して解くのが良いというのは良く聞く話。でも自分は今年、択一の問題集は、民法は『オートマ』、民法以外は『合格ゾーン』をメインに使っていて、その他に『伊藤塾セレクション』と『ケータイ司法書士』も使っていた。
色んな情報に振り回されずに、自分に合った勉強法で勉強しようと決めてからは、問題集もひとつに絞らずに良いところを組み合わせて使うようにした。『伊藤塾セレクション』をサブの問題集として使うことで、Aランクの問題に沢山触れられて良かった。
【回顧録】淡々と過ごした4年目(司法書士補助者と兼業受験生)
今年は、勉強方法も受験生活の過ごし方も精神面も3年目までと明らかに違っていた。自分が本当に良いと思ったことだけをやって、受験生活を変に身構えて過ごすのをやめて、ただ淡々とやることをやるだけという気持ちで1年間を過ごした。自分に合った受験生活を送るのが一番だと改めて思った話。
司法書士試験専業より兼業受験生が自分には合っていた話
2年目は1年間専業受験生として勉強に専念して過ごしたけど不合格だった。1年間も専業受験生として勉強したのに不合格だったのは、自分の勉強不足・実力不足、ただその一点。でもその後に兼業受験生になってみて、自分には専業受験生の方が合っていたと思ったことを書いてみた話。
さいごに
自分が受験生だった時は、先が見えない中で、孤独にただ勉強を続けることが、本当にしんどかった。そんな中で、同じ受験生が書いていたり、合格者が書いたブログに精神的にとても助けられた。色んな参考情報や勉強方法は、ブログから情報を得ていた。
環境も勉強方法も人それぞれ。もともと自分の受験記録を残すために書いていたので、読み手のことをあまり意識していなくて読みづらい文章だけど、イチ受験生の情報として、来年の合格を目指す方にとって何か少しでも受験生活の参考になるところがあればいいなぁ…と思っています。