先日、資格登録が完了した。
資格登録が完了したので、お世話になった方に報告したら、またお祝いを頂いてしまった話。
女神おばさん
去年の”最終合格発表“の時に、金一封と栗のロールケーキをくれた近所のおばさんへ、資格登録が完了した報告の電話をした。
このおばさんは、ほんとに良い人で、自分の中では”女神おばさん”と呼んでいる。子供の時から知っている訳でもなく、何年か前に、母親の友達という関係で、何度かお会いしてお話ししたくらいの関係。それなのに、合格発表の時にお祝いを頂いてしまい。
今回、報告した時も、「そんな報告が聞けて涙が出るわ。本当に嬉しい。報告ありがとう。」と言ってくれた。なぜそこまで自分のことを思ってくれるのか分からないのだけど、そう思ってくれる気持ちは素直にありがたいし嬉しい。
報告出来て良かったなー、と思いながら、その日は眠りについた。
そして次の日。
「昨日は報告ありがとう。本当に嬉しかったわ。これ、食べてね。」と言って、高級フルーツ大福を持ってきてくれた。
女神おばさんの家から、この高級フルーツ大福を買って、うちに届けてくれるのに、自転車で30分はかかると思う…。この暑い最中、なぜそこまでして(><)。
こうして自分のことを思ってくれたり、お祝いしてくれたりする方がいるので、ちゃんと生きないとなーと、しみじみ改めて思った。
中学の同級生
中学の同級生からも、高級フルーツ大福を頂いた。高級フルーツ大福三昧。
この中学の同級生は、普段連絡を取るでもなく、というか、連絡先さえ知らないような関係。近所でバッタリ会った時には話はするけど、そこまで仲が良いという訳ではない。
親同士が仲が良くて、親経由で自分の合格と資格登録を知ったらしい。
「同級生が頑張って、そんな難しい試験に通ったって聞いて、ほんとに自分のことのように嬉しかってん。私もなんか頑張ろうって気持ちになれた。ありがとう。」と言われた。
ありがとう…。自分は彼女に対して何もしていないのだけど、御礼を言われた。深い言葉。
司法書士試験の受験勉強や合格を通して、身近な人や新しく出会った人との関係を考える機会を沢山頂いた。家族や信頼できる友人の存在、近所の方や知り合いの方の存在、去年合格していないと出会えなった魅力的な同期達。
試験に合格したのはもちろん嬉しかったけど、合格したことで周りの方への感謝の気持ちを改めて抱いたり、新しい出会いで世界が広がったり。長らく暗いトンネルの中を当てもなくさまよっていたけど、その経験があったからこそ、今に繋がっている。
人生に無駄なことは、何ひとつない。