テキスト・過去問・問題集

『セイギとミライ-熱血司法書士の事件簿-』第4件目「遺産分割協議」

セイギとミライ4遺産分割協議

セイギとミライ-熱血司法書士の事件簿-』第4話は「遺産分割協議」がテーマ。

「専門家は常に最悪の事態を想定しながら
その人達にとっての最良の結果を目指す必要がある
だけどあくまで最終決定をするのは当事者である相続人」

ほんとこれ。最初はすぐに協議が成立しそうだと思っていた案件でも途中で問題がおこったり、依頼者と他の相続人が言っていることが違ったり。「協議はまとまってるので、相続人全員で事務所にいくので、先生は話を聞いて協議書にしてくれるだけでいいですから。」と聞いて迎えた打ち合わせでも、その場でそれぞれの言い分が違ってまとまらなかったり^^;。

一生に何度もない相続の話。これまで依頼を受けた相続案件は比較的スムーズに終わることが多かったけど、各人の想いや相続税とかも絡んでくるので、相続・遺産分割協議は慎重にされるべきであって、すんなりまとまる方が稀だと思うくらいで案件に臨むのが丁度良いのかもしれない。

遺産分割協議書には実印の押印が必要

実印を押し間違えたり、印影がはっきりしなかったり

遺産分割協議書には相続人の実印の押印が必要。遺産分割協議書をこちらで作成して、相続人の方に印鑑証明書を用意して頂いて、目の前で押印してくれたら、その場で印影と印鑑証明書の照合が出来るので、押し間違えたり、印影が滲んだり霞んだりすることはない。

でもよくあるのが、遺産分割協議書が出来たら、各相続人に郵送で送って、各自で押印して返送してもらうパターン。相続人が遠方にいる場合、又遠方にいなくても日程を合わせて集まるのがなかなか難しい場合があるので、このパターンが一番多い。

大抵は返送された押印済の遺産分割協議書で手続きを進められるのだけど、たまにもう一度押し直してもらうことがある。何度かあったのが、遺産分割協議書を送る時には”ここに実印を押してください”と指示書きしているのだけど、実印でなく、認印が押されていた場合。

でも認印と実印を押し間違えるのは、ある程度仕方ないのかなとも思う。日本はハンコ文化だけど、実印を押す機会はめったにないし、ハンコを沢山持っている場合は実印と似たような認印も持っているだろうし。本人は実印と思って認印を押している場合が多い。

あとは、印影がはっきりしない場合。水っぽい朱肉で押されていて滲んでいたり、印影の一部が欠けていたり。普段、ハンコを押す機会がない方も多いだろうから、これもある程度は仕方ない気がする。そういった場合は、電話で一度お断りを入れた上で再送するようにしている。

海外在住の相続人がいる場合も多い

最近多いのが、相続人の中に海外在住の方がいる場合。国際結婚をして海外に移住していたり、仕事で海外赴任していたり、と言った場合。そういった場合は署名証明書が必要。海外在住の方の書類に不備があると、そのやり直しにとても時間がかかってしまうので、かなり慎重にやりとりを行う。

署名証明書って、受験勉強している時にちょっと覚えた程度で、実物を初めて見たのは実務を始めてから。署名証明書が必要なのは知っていたけど、実際に取得する流れを細かく習った訳ではない(講義の中で講師が説明してくれていたかもしれないけどw)。でも署名証明書という存在を知っているか否かで、その後の手続きのスムーズさに違いが出てくる。受験時代に勉強したことで無駄なことは何一つないなーと最近特に思う。

遺産分割協議書を添付して相続登記申請する場合に気をつけること

遺産分割協議書や印鑑証明書等、相続登記に必要な書類が揃って、法務局へ不動産の相続登記を申請する際に、ちょっと気をつけていることがある。

それは、原本還付用にコピーした遺産分割協議書に押印された印影が、はっきりとコピーされているかをチェックすること。押印具合や使われている朱肉によっては、コピーする際に陰影がうまくコピーされない場合がある。そういった場合には、コピー機の設定で写真画質にしたり、濃度やコントラストをあげたりして対応している。地道な作業^^;。

依頼者に喜んで頂ける仕事をすること

話の中で、依頼者から「あなた方に任せて本当によかった…」と言われるシーンがある。こんな言葉かけられたら最高だね。

自分も実際に似たような言葉をかけられたことがある。ちょっとその案件は複雑で、遺産分割協議がまとまるまでに時間がかかったのだけど、終わった時に「先生にお願いして本当に良かったです。心を尽くしてご対応頂いたことが伝わりました。」みたいな言葉をかけられた。その日の夜に飲んだお酒がほんまに美味かったなー、と。

余談だけど、4話の前段に「お前たちには しばらく俺の下で 補助者として働いてもらう 司法書士登録する時期は所長と決める」といった件がある。こういったことを実際に言われた同期がいたなーとふと思い出した。

同期の動向を見ていると、司法書士登録の時期は、①合格証交付式の後すぐにするのと、②新人研修終了後にするのが多かった気がする。①の場合は、本人が(即独したいなどで)すぐに資格登録したいと思っていた場合や事務所が資格者を求めているパターン。自分の場合は②の新人研修終了後にした訳だけど、資格登録の時期は自分の判断に任されていたので、ちゃんと研修を受けてからの方がいいかなーと思って、研修後に登録することにした。

本人は資格登録したいのに、資格をとっても長期間登録させて貰えない事務所に勤めてしまったら、辛いよね。。。

今回も『セイギとミライ』は面白かった。話自体が今の仕事に直結しているから面白いのもあるけど、事務所にいる人たちのキャラも分かってきて、よりストーリーに入りこむことができた◎

次は1巻の最終話の第5話!楽しみ!

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